初心者の私が、初めてコーヒー屋に行った時の思い出。
コーヒー好きって、わけのわからない単語を使ってくる。
ナチュラル、ウォッシュド、ティピカ、ゲイシャ・・・
まったく意味がわからない。だからどれを選べばいいかわからない。
うーん、とりあえずおすすめしているコレを選んでみよう。
結果、あまり好みではなく失敗しちゃった…
なんて思い出があります。
それくらいコーヒーは専門用語が多く、どれを選べばいいのかわからないものです。
自分にぴったりのコーヒーを選ぶための方法をご紹介します。
結論、この順番で選ぶのが難しいので、
まずは「焙煎度」と商品ページに書かれている「フレーバー」を
意識するのがおすすめです!
- 焙煎度:『苦み』『酸味』『コク』を大まかに決める
- フレーバー:コーヒーの香り・味わい
- 精製方法:『コク』『アロマ』『フレーバー』に個性をもたらす
- 産地:すべての要素に個性をもたらす
- 品種:すべての要素に個性をもたらす

もっと簡単な選び方を教えて!!!
という方へ
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大前提:コーヒーにはグレードがある!
そもそも、コーヒーにはグレードがあります。


コンビニコーヒーは、コモディティなどが使われているので、あまり個性がありません。
ただ苦いだけや、マイルドなコーヒーっぽい味なだけです。
Coffee fam.はスペシャルティコーヒー専門店なので、スペシャルティコーヒー以上のグレードのみを使います。
個性の邪魔をするイガイガした雑味がなく、苦みや酸味などを高いクオリティで楽しむことができます。
どのお店でも、まずはグレードを意識するとおいしいコーヒーを見つけやすいです!
巷ではグレードを決めるお仕事がある!
Qグレーダーという国際資格を持ったプロが、コーヒーに点数をつけています。
- Fragrance / Aroma フレグランス・アロマ (香りの質)
- Flavor フレーバー (風味)
- Aftertaste アフターテイスト (口の中の余韻)
- Acidity アシディティ (酸味の質)
- Sweetness スウィートネス (甘さ)
- Body ボディ(口当たりと広がり)
- Balance バランス (フレーバー・アシディティ・ボディのバランス)
- Clean Cup クリーンカップ (欠点や雑味のなさ)
- Uniformity ユニフォーミティ (サンプルの質の一貫性)
- Overall オーバーオール (総合評価)
項目はややこしいので、まったく覚えなくて大丈夫!
重要なのは、プロはたくさんの項目で評価し、80点以上の採点がつくと、スペシャルティコーヒーと名乗れること!
その流通量は5%程度、超希少で高品質なコーヒーなんです。


自分に合うコーヒーの選び方|レベル順でご紹介!
さて、自分に合うコーヒーの選び方について書いていきます。
難しさ・味への影響度順に5段階に分けました。
- 焙煎度:『苦み』『酸味』『コク』を大まかに決める
- フレーバー:コーヒーの香り・味わい
- 精製方法:『コク』『アロマ』『フレーバー』に個性をもたらす
- 産地:すべての要素に個性をもたらす
- 品種:すべての要素に個性をもたらす
ひとつずつ解説します。
レベル①:焙煎度
焙煎度は、『苦み』『酸味』『コク』を大まかに決めます。


浅煎りだと『酸味が強く、コクがない』コーヒー、深煎りだと『苦みが強く、コクがある』コーヒーになります。
レベル②以降の要素で、よりコーヒーを楽しむことはできます。
ただ、味わいの主な方向性は『焙煎度』で決まるので、まずはここに注目しましょう。
≫Coffee fam.のコーヒー豆一覧。「焙煎度」で絞込できます!
レベル②:フレーバー
コーヒーは育った環境や品種、焙煎度で様々な個性を見せてくれます。
ひとつの飲み物でこれほどの味わいをだせるなんて、他にはありません!
フレーバーの表現はこのような表(フレーバーホイール)を使って行われます。


Coffee fam.で販売しているコーヒー豆は、すべて商品名にフレーバーを入れています。
ぜひ、気になるフレーバーがあれば詳細を見てみてください!
レベル③:精製方法(プロセス)
ぜひ、コーヒーに慣れてきたら意識してほしいのが「精製方法」です!
同じ国でも、精製方法が違うだけでまったく味わいが異なってきます。
基本的な精製方法は4種類です。
精製方法 | 味わい |
---|---|
ナチュラル | 完熟した果実のような香りとコク |
ウォッシュド | キレのあるクリーンな味わい |
パルプドナチュラル | ナチュラルとウォッシュドの中間 |
スマトラ式 | スマトラ特有の香りとコクの強さ |
例えば、エチオピアのコーヒー豆だと、
ナチュラル:ストロベリーやアプリコットのような完熟した果実のようなフレーバー
ウォッシュド:レモンティーのようなすっきりとした紅茶のフレーバー
まったく別の飲み物に化けてくれます。めちゃくちゃおもしろいんです!!
≫Coffee fam.ではナチュラル、ウォッシュド、スマトラ式など揃えています。希少な精製方法も!
より詳しく知りたい方へ!






レベル④:産地
育った環境によって味わいが変わるのがコーヒーです。
そのため、どの産地かによってある程度の味わいを予想することができます。








エリア | 味わいの特徴 |
---|---|
南米エリア | 穏やかで丸みのある酸味と甘み 酸味重視:コロンビア バランス重視:ブラジル |
中米エリア | 軽やかでさわやかな酸味とフルーティー感柑橘系のさわやかな酸味 |
東南アジアエリア | スパイスを思わせる独特な風味と酸味 コクやボディを強く感じる |
アフリカエリア | 酸味に特徴があり、ボディは軽やか ケニア:キレのある酸味、柑橘系やベリー系の香り エチオピア:花のようなエレガントな香りとフルーティーさ |
ただし、スペシャルティコーヒーは地方の平均的な育て方を行わないことも多いです。
その農園独自の育て方によって、味わいは変わってくるので参考程度にするといいと思います。
レベル⑤:品種
よりマニアックな選び方をしたい方は「品種」に注目してみてください。
基本的な品種だとあまり注目しなくてもいいですが、希少な品種だとその味わいは他とは全く異なってきます!
希少品種 | 味わい |
---|---|
ゲイシャ | ジャスミンやアールグレイなどの上品な香りに加えて、桃やキャンディのような甘みが特徴。 |
ピンクブルボン | ゲイシャと似たフレーバーで、上品でフルーティな甘みが特徴。 |
シドラ | リンゴ酒のような爽やかな酸味が特徴。 |
ユーゲニオイデス | 酸味も苦みも少なく、驚くような甘みが特徴。 |
こういったコーヒー豆は価格も3~5倍ほどしますが、めったに出回らない希少な品種です。
Coffee fam.では、定期便限定ですがゲイシャ種を扱っているのでぜひお手にとって個性的な味わいをお楽しみください!
希少品種についてもっと知りたい方へ!






まとめ
コーヒー選びは暗号解読ではなく、“自分の好き”を見つける小さな冒険です!
まずは「焙煎度」で苦みと酸味のバランスを決め、
そして商品名に書かれたフレーバーワードからときめくものを選んでみてください!
もし、コーヒー選びをプロにお任せしたい方は、
コーヒー診断や公式LINEでご相談くださいませ!
ぴったりのコーヒーを選ばせていただきます!
Coffee fam.では、スペシャルティ以上のコーヒーしかありません。
ですので、雑味のない澄んだ味わいが今までのコーヒーの常識を変えてくれるはずです。
そうやって飲み慣れてきた段階で、
よりマニアックな「精製方法」や「産地」、「品種」を見るようにすれば、
よりコーヒーの世界を楽しむことができます!
今日の気分で選んだ一杯が、あなたをもっと前向きにする。
カップから立ち上る香りが「次はどんな味に出会えるだろう?」と明日に背中を押してくれる。
Coffee fam.では、自分自身のこころや感覚と会話をし、
今の気分にあったコーヒーを、自分で見つけていただくことを大切にしています。
お試しセットも、定期便も。
どちらも自分で選べる他では珍しい形なので
ぜひ、コーヒー選びからお楽しみください!