新記事・新商品はInstagramでお知らせ

【完全版】自分の好みに合うおいしいコーヒー豆の選び方

※Coffee fam.は「私が初心者時代に悩んだこと」を振り返り、記事にまとめています。中には悩みの解決に役立ったものをPRしていますのでご容赦ください。

コーヒー豆を買いたいんだけど、いっぱいありすぎて迷う・・・

とりあえず高いものを買っておけばいいのかな??

このように考えてしまっては危険です。

なぜなら、コーヒー豆の価格の高さは、品質の参考にはなっても味の参考にはならないからです。

かず

価格だけを見ていては自分が苦手な味のコーヒー豆を買ってしまいます。

酸味が苦手なのに酸味が特徴のコーヒー豆を買ってしまっては悲しいですよね。

おいしくない上に、高いお金まで払うのは本当にもったいないです!

そこで、今回の記事では・・・

自分に合ったおいしいコーヒー豆を選ぶための方法を完全解説します。

読み終わるころには、毎日でも飲みたくなる最高のコーヒー豆が見つかるので、ぜひ参考にしてください。

目次

まずはコーヒーの味を決める5大要素を知る

コーヒーの味を決める要素は5つあります。

コーヒーの味を決める5大要素
  • 苦み
  • 酸味
  • コク
  • アロマ
  • フレーバー

※コクやアロマ、フレーバーの意味が知りたい

これら5つの要素のバランスによって、コーヒーの味は決まります。

例えば、『苦み』と『コク』が強ければ、濃くて飲みごたえのある苦いコーヒーになるでしょうし、『酸味』と『アロマ』と『フレーバー』が強ければ、フルーティーな香りが持ち味の爽やかなコーヒーになるでしょう。

自分はどの要素が強いコーヒーが好きなのか。

ぜひ考えながら、次の章をご覧ください。

コーヒー豆を選ぶさいに注目すべき5つのポイント

コーヒーの味を決める5大要素は、以下のポイントで変化します。

味への影響度順に並べました。

  1. 焙煎度:『苦み』『酸味』『コク』を大まかに決める
  2. コーヒー豆のグレード:すべての要素の質を上げる
  3. 産地:すべての要素に個性をもたらす
  4. 精製方法:『コク』『アロマ』『フレーバー』に個性をもたらす
  5. 品種:すべての要素に個性をもたらす

ひとつずつ解説します。

1番影響の大きいポイント:焙煎度

焙煎度は、『苦み』『酸味』『コク』を大まかに決めます。

コーヒー豆の焙煎度による味の違い

浅煎りだと『酸味が強く、コクが弱い』コーヒー、深煎りだと『苦みが強く、コクが強い』コーヒーになります。

産地や品種などでも味は変化しますが、味の大枠は焙煎度により決められるので、一番重要なポイントです。

2番目に影響の大きいポイント:コーヒー豆のグレード

コーヒーのグレードは以下のイラストの順番です。

コーヒー豆のグレード

COEやスペシャルティのコーヒー豆は、ローグレードのコーヒー豆よりも味の邪魔をする雑味がなく、苦みや酸味などを高いクオリティで楽しむことができます

なぜグレードが高いほどおいしいのかというと、国際資格を持ったプロが以下の評価項目により審査し、質の高いコーヒー豆を選別しているからです。

コーヒー豆の品質の評価項目
  1. Fragrance / Aroma フレグランス・アロマ (香りの質)
  2. Flavor フレーバー (風味)
  3. Aftertaste アフターテイスト (口の中の余韻)
  4. Acidity アシディティ (酸味の質)
  5. Sweetness スウィートネス (甘さ)
  6. Body ボディ(口当たりと広がり)
  7. Balance バランス (フレーバー・アシディティ・ボディのバランス)
  8. Clean Cup クリーンカップ (欠点や雑味のなさ)
  9. Uniformity ユニフォーミティ (サンプルの質の一貫性)
  10. Overall オーバーオール (総合評価)

5大要素すべての質をあげてくれるコーヒー豆のグレードは、重視すべきポイントです。

3番目に影響の大きいポイント:産地

焙煎度で味の大枠、グレードで質の高さ、そして産地ではコーヒーの個性が決まります。

南米エリア穏やかで丸みのある酸味と甘み
酸味重視:コロンビア
バランス重視:ブラジル
中米エリア軽やかでさわやかな酸味とフルーティー感柑橘系のさわやかな酸味
東南アジアエリアスパイスを思わせる独特な風味と酸味
コクやボディを強く感じる
東アフリカエリア酸味に特徴があり、ボディは軽やか
ケニア:キレのある酸味、柑橘系やベリー系の香り
エチオピア:花のようなエレガントな香りとフルーティーさ

エリアをさらに細かくして、ブラジルの特徴、コロンビアの特徴と分けられるのですが、すべての産地をこの記事で書くことはできませんでした。

産地ごとの細かい違いを知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

4番目に影響の大きいポイント:精製方法

精製方法は4種類あり、それぞれに特徴があります。

ナチュラル完熟した果実のような香りとコク
ウォッシュドキレのあるクリーンな味わい
パルプドナチュラルナチュラルとウォッシュドの中間
スマトラスマトラ特有の香りとコクの強さ

精製方法は産地と同様に個性をもたらしますが影響度は小さいです。

そのため、産地を決めた後でも複数の選択肢がある場合に、精製方法に注目するくらいで問題ありません。

5番目に影響の大きいポイント:品種

コーヒー豆は大まかに2つの品種があります。

1つは『アラビカ種』です。

酸味が特徴的で、個性豊かな香りを放ちます。

もう1つは『カネフォラ種』です。

こちらは麦茶のような独特の香ばしい味わいと強い苦味が特徴になります。

一般的にはアラビカ種の方がおいしいので、特別な理由がない限りはこちらを選びましょう。

また、アラビカ種の中でも複数の品種があり、それぞれ少しずつ味が違います。

細かい違いはこちらの記事をご覧ください

アラビカ種の中の一部の品種以外は、それほど味に影響がないので、最初は気にしなくても問題ありません。

初心者におすすめのコーヒー豆の選び方

コーヒーを始めたばかりの人が、すべてのポイントを意識することは難しいです。

そこで、次の手順で選んでみることをおすすめします。

  1. 自分の好みに合う焙煎度を見つける
  2. どの産地の特徴が魅力的かを考える
  3. 決めた焙煎度・産地のコーヒー豆をスペシャルティグレードで購入する

上記手順で選べば自分の好みに近いコーヒー豆を見つけることができます。

微妙に好みと違う場合は、焙煎度や産地で調整すればいいだけですので簡単です。

まとめ:まずは『焙煎度』『グレード』『産地』に注目!

自分に合ったコーヒー豆を選ぶためには、自分の好みを理解し、5つのポイントを見ることが重要です。

コーヒー豆を選ぶさいに注目すべき5つのポイント
  1. 焙煎度:『苦み』『酸味』『コク』を大まかに決める
  2. コーヒー豆のグレード:すべての要素の質を上げる
  3. 産地:すべての要素に個性をもたらす
  4. 精製方法:『コク』『アロマ』『フレーバー』に個性をもたらす
  5. 品種:すべての要素に個性をもたらす

しかし、コーヒーを始めたばかりの人は最初からすべてを見ることは難しいと思うので、次の順序で選ぶことをおすすめします。

  1. 自分の好みに合う焙煎度を見つける
  2. どの産地の特徴が魅力的かを考える
  3. 決めた焙煎度・産地のコーヒー豆をスペシャルティグレードで購入する

Coffee fam.では世界各地のスペシャルティコーヒーを揃えているので、商品一覧を見ているだけでも面白いと思います。

また、どうしても選べない場合は、自分にぴったりのコーヒー豆がわかる無料診断をやっているのでぜひご活用ください!

─────────

もし、コーヒー初心者の友達に教えるなら。

というテーマで私が学んできたコーヒーの知識をまとめました!

1ヶ月目で学ぶこと、2,3ヶ月目に学ぶこと、1年目で学ぶことといったように、体系的にまとめてあります。

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

目次
閉じる