コーヒーは様々な味がありますが、その中でも酸味の強いコーヒーは特においしいですよね。
コーヒーなのに、ストロベリーやパイナップル、マスカットの味がするのは、コーヒーを飲んだことがない人にはなかなか信じてもらえません。
コーヒー好きだけがわかればいいんだ!!
Coffee fam.にあるフルーティで質のいい酸味が特徴のコーヒー豆を紹介したいと思います。
記事序盤では酸味の強いコーヒー豆の選び方について書いているので、酸味の強いコーヒーに挑戦したい人はぜひ参考にしてください。
酸味の強いコーヒー豆の選び方|焙煎度・産地・精製方法による違い
『酸味』『フレーバー』『アロマ』の強さや種類は下記の条件により変化します。
- 焙煎度
- 産地
- 精製方法
『焙煎度』が一番強く影響し、続いて『産地』、『精製方法』の順で酸味・アロマ・フレーバーに変化をもたらします。
ひとつずつ詳しく見ていきます。
最初に見るポイント:焙煎度
一番最初に見るポイントは『焙煎度』です。
焙煎度が味の7割を決め、苦みや酸味の大枠になります。
浅煎りになるほど酸味が強く、深煎りになるほど苦みが強くなります。
酸味の強いコーヒーが飲みたい場合は『浅煎り』のコーヒー豆を選ぶことが重要です。
次に見るポイント:産地
次に見るポイントは『産地』です。
コーヒー豆は生育環境により大きく味の特徴が変わるため、自分に合った国のものを選ぶ必要があります。
エリア | 特徴 |
---|---|
南米エリア | 穏やかで丸みのある酸味と甘み 酸味重視:コロンビア バランス重視:ブラジル |
中米エリア | 軽やかでさわやかな酸味とフルーティー感柑橘系のさわやかな酸味 |
東南アジアエリア | スパイスを思わせる独特な風味と酸味 コクやボディを強く感じる |
アフリカエリア | 酸味に特徴があり、ボディは軽やか ケニア:キレのある酸味、柑橘系やベリー系の香り エチオピア:花のようなエレガントな香りとフルーティーさ |
上記の特徴を参考に、自分に合った酸味のコーヒー豆を選んでみてください。
最後に見るポイント:精製方法
最後は『精製方法』に注目します。
精製方法 | 味わい |
---|---|
ナチュラル | ・酸味がやらわかく、渋みがない ・コクを楽しめる |
ウォッシュド | ・不純物や欠点豆が少なくクリーン ・粒がそろっている ・きれいな酸が楽しめる ・フローラル、フルーティな香り |
パルプトナチュラル | ほどよいコクとほのかな酸味 ※果肉をとるほどナチュラルにより、果肉を残すほどウォッシュドによる |
スマトラ式 | ・ハーブのような香味 ・アーシーと呼ばれるスマトラ式特有の味わい(癖になる人が多いです) |
どのような苦みの種類にしようか決める際に、上記の表を参考にしてください。
フルーティーで質のいい酸味の強さが特徴のコーヒー豆3選
フルーティーで質の良い酸味の強さが特徴のコーヒー豆を産地ごとに紹介したいと思います。
紹介するコーヒー豆は次の3つです。
- 【エチオピア】エチオピアらしい華やかなフレーバーを感じられます
- 【エチオピア】レモンティーのような繊細で余韻のきれいな質感
- 【ウガンダ】フルーティな印象の後にくるぴりっとしたスパイス感
【エチオピア】エチオピアらしい華やかなフレーバーを感じられます
【エチオピア】レモンティーのような繊細で余韻のきれいな質感
【ウガンダ】フルーティな印象の後にくるぴりっとしたスパイス感
酸味が特徴の浅煎りコーヒーの美味しい淹れ方
コーヒーを淹れる際に、挽き方やお湯の温度によって味は変わってきます。
私が浅煎りのコーヒー豆を入れる時のレシピをお教えしますので、これを基準にして調整してみてください!
- 焙煎度:浅煎り
- ドリッパー:ハリオV60
- 挽き目:中粗挽き
- 湯温:93度前後
- 粉の量:15g
- 湯量:250ml
- 抽出時間:2分30秒~3分
次の記事には、浅煎りをおいしく淹れるためのシミュレータを公開しているので、ぜひブックマークをして使ってみてください!
スペシャルティコーヒーとスーパーに売っているコーヒーの違い
コーヒー豆には品質によりグレードが付けられます。
『ローグレードやコモディティ』と『スペシャルティ』の大きな違いはなんなの??
違いは品質の高さとその信ぴょう性にあります。
1つ目の違いである『品質の高さ』は、アメリカスペシャルティコーヒー協会(SCAA)が定める下記の評価項目で測られています。
- Fragrance / Aroma フレグランス・アロマ (香りの質)
- Flavor フレーバー (風味)
- Aftertaste アフターテイスト (口の中の余韻)
- Acidity アシディティ (酸味の質)
- Sweetness スウィートネス (甘さ)
- Body ボディ(口当たりと広がり)
- Balance バランス (フレーバー・アシディティ・ボディのバランス)
- Clean Cup クリーンカップ (欠点や雑味のなさ)
- Uniformity ユニフォーミティ (サンプルの質の一貫性)
- Overall オーバーオール (総合評価)
「おいしい」「おいしくない」といった個人の好みではなく、明確な基準のもとで測られています。
また、信ぴょう性が高いのは、トレーサビリティがあるからです。
トレーサビリティとは、「その製品がいつ、どこで、だれによって作られたのかを明らかにすること」をいいます。
これにより、どの農園のだれが、どのような生育環境で育てたのかが明確になるので、信ぴょう性の高いコーヒー豆として評価されます。
コモディティコーヒーでは、品質の低いコーヒー豆が混じっていることで個性的な風味が消えてしまい、ありふれた苦みと香りしか楽しめません。
コモディティコーヒーは、単なる眠気覚ましとして使われてしまいます・・・
コーヒーにハマるきっかけの多くはスペシャルティコーヒーとの出会いです。
まだ飲んだことがない人は、ぜひ、品質の高いコーヒー豆のみで作られた格別の一杯を味わってください!
様々な酸味のスペシャルティコーヒーを楽しみたかったらCoffee fam.
Coffee fam.では、世界中のスペシャルティコーヒーを取り扱っています。
最新の焙煎機を使った煎りたてのコーヒー豆が楽しめるので、酸味のあるコーヒー豆を探している人はぜひお試しください。
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