コーヒーには10種類以上の淹れ方があり、コーヒー通は複数個の淹れ方を楽しんでいます。
こう聞くと、コーヒーを始めたての人は、
なんでそんなに種類があるんだろう・・・
べつに最初の淹れ方で淹れ続ければいいじゃん。
必要な器具も増えるし、もったいないよ。
と、思うかもしれません。
私も同じように思ってい、最初に覚えたフレンチプレスだけで楽しんでいました。
しかし、試しに『ペーパードリップ』でコーヒーを淹れてみたところ・・・
他のコーヒー通と同じように、複数個の淹れ方を楽しむようになっていました笑
なぜ『ペーパードリップ』にハマってしまったのか。
それは、
- スッキリとした味わいで飲みやすくなる
- 使う器具やお湯の注ぎ方などで味が変化し、自分好みのものを見つけられる
- ある程度の技術が必要だが、それが逆に、奥が深くおもしろい
このような良い点があったからだと思います。
ペーパードリップは技術が必要ですが、磨けば磨くだけ自分好みの味に近づけることができ、その奥深さが非常に魅力的です。
多くの人を虜にする『ペーパードリップ』。
そんな魅力的な淹れ方を始めるために必要な7つの器具を紹介したいと思います!
もっとコーヒーを楽しみたい!
コーヒーの底なし沼にハマりたい!
このような方はぜひ今回の記事を参考にしてください。
もっとコーヒーを楽しみたい方は『ペーパードリップ』がおすすめ!
私は、コーヒーを始める最初の淹れ方として『フレンチプレス』をおすすめしています。
なぜなら、だれでも簡単にプロと同じような味を再現できるからです。
淹れ方で難しいことは考えず、コーヒーを飲む時間を純粋に楽しむことができる『フレンチプレス』は、初めての淹れ方に最適になります。
しかし、
よりコーヒーを楽しもうと思うと、フレンチプレスでは物足りなくなることが多い・・・
なぜなら、フレンチプレスは『コーヒー豆にお湯を注いで待つだけ』なので、出せる味の幅が狭いからです。
その反面、ペーパードリップは、
- コーヒー豆のメッシュ
- ドリッパー
- お湯の注ぎ方
- お湯の温度
- 抽出時間
これらの要素をコントロールすることで、お店では味わえない、自分の口にだけ合わせたコーヒーを淹れることができます。
つまり、ペーパードリップはフレンチプレスよりも、出せる味の幅が広いということです。
例えば、カラオケで歌いやすいのは音域の狭い曲ですが、歌いたくなるのは音域の広い曲じゃないですか?
コーヒーも同じで、味の幅が出せるペーパードリップは、奥が深く淹れているだけでおもしろいんです!!!
こんな感じで、よりコーヒーを楽しみたい人は『ペーパードリップ』がおすすめになります。
3つの基準でペーパードリップの器具を厳選!
私がコーヒー器具を買う際に大切にしているのは、次の3つの基準です。
- 安い
- おしゃれ
- 評判がいい
これらの基準で器具を買えば、後悔するような買い物にはなりません。
おしゃれで評判がいいので失敗することはほとんどありませんし、もし失敗しても安めの器具を買っているのでダメージが少ないです。
今回紹介する器具はすべてこれらの基準を満たしているので、安心してご検討ください。
ペーパードリップに必要な7つの器具を厳選紹介
ペーパードリップに必要な器具は以下の7つです。
- コーヒーミル
- スケール
- ドリッパー
- ペーパーフィルター
- ケトル
- コーヒーサーバー
- 温度計
安くておしゃれで評判のいい器具を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
おすすめのコーヒーミル3選
コーヒーミル①:カリタ ドームミル
コスパNo.1!味だけでなく見た目も最高なコーヒーミル!
日本のコーヒーメーカーで1番有名なカリタ。カリタの器具はおいしいコーヒーが入れられることで有名ですが、それだけでなくデザイン性が優れていることでも有名です。この『カリタ ドームミル』もレトロな雰囲気が部屋のインテリアとして活躍してくれます。
コーヒーミル②:カリタ KH-10 N
滑らかな触り心地のかわいい系コーヒーミル!
またまたカリタのコーヒーミル。性能はドームミルと同じくらいですが、見た目に違いがあります。すべすべで滑らかな触り心地とやわらかいフォルムは普段使いとして最高です。『カリタ ドームミル』と『カリタ KH-10 N』は、好きな見た目の方を選んでください。
コーヒーミル③:Delimo 電動コーヒーミル
ボタン1つで簡単豆挽き!忙しい朝に使いたい人はコレ!
『Delimo 電動コーヒーミル』は、ボタン1つで簡単にコーヒーを挽くことができます。朝が忙しい人でもストレスなくコーヒーを味わうことができるのでおすすめです。『Delimo 電動コーヒーミル』は2000円台とは思えない高い性能を持っており、同じ性能のコーヒーミルを探そうと思うと1.5倍~2倍の値段になってしまいます。
よくある疑問
安くてある程度品質がいいコーヒーミルもいいけど、いずれ高級なやつに買い替えるんでしょ?最初から高級で性能が良いやつを買った方が良いのかな?
コーヒーにハマって長続きするなら、間違いなく高級コーヒーミルを買った方がいいです。
なぜなら、おいしいコーヒーを淹れる際に一番こだわるべきなのは『コーヒーミル』だからです。
最初から高級なものを買えば、買い替えがないのでその分お得ですし、豆の挽き心地が、安いコーヒーミルとは全く別物なのでコーヒーを淹れるのが楽しくなります!
ただ、すぐに飽きてしまうともったいないですから、下の一覧を見てコーヒーにハマりそうか考えてみてください。
- 眠気覚ましで飲んでいる
- 忙しくてコーヒーを淹れる時間を作れるかわからない
- 趣味が長続きしたことがない
- スタバで甘いドリンクではなくブラックコーヒーを頼む
- よくコーヒー専門店に行く
- インスタントやドリップバックを買う時にこだわりがある
もし、「コーヒーはもとから好きだし、絶対ハマるな!」という人はこちらの記事を参考に高級コーヒーミルを選んでみてください。
私はコーヒーが元から好きだったので、高級コーヒーミルを最初から買いました!
おすすめのスケール3選
スケール①:TIMEMORE(タイムモア)スケール
No.1コーヒースケール!多機能+デザイン性でこれさえ買えば困らない!
『TIMEMORE スケール』は、6000円と少し高めになります。通常機能のスケールで6000円もしたらおすすめしないのですが、TIMEMORE スケールの場合は、スケールの機能に加えてタイマー機能もあるためとても便利です。また、黒を基調としたスタイリッシュな見た目は部屋にポン置きしてもなぜかおしゃれになってしまう・・・
スケール②:タニタ クッキングスケール
THIS IS ベーシック!TIMEMOREが高すぎる場合はコレ!
『タニタ クッキングスケール』はスケール機能のみのシンプルな器具です。値段もお手頃なため手に取りやすく、最低限の機能さえあれば他は気にしないという人におすすめ。似たようなスケールがたくさんある中で『タニタ クッキングスケール』を紹介した理由は、Amazonのレビューが12,049件で☆4.5と、かなりの高評価だったからです。とりあえずこれを選んでおけば間違いなしな感じがします。
単四電池が2本必要です。
スケール③:Latuna キッチンスケール
THIS IS ベーシック②!タニタとは材質と表記方法に違いあり!
『Latuna キッチンスケール』もタニタと同じく、評価が高く値段の安いスケールになります。タニタとの違いは材質がステンレス製で高級感がある点と文字の部分がLEDライトで光るため見やすい点です。デザインにこだわりがない場合は『Latuna キッチンスケール』の方が使いやすくていいと思います。
単四電池が2本必要です。
おすすめのドリッパー&ペーパーフィルター3選
ドリッパー&ペーパーフィルター①:メリタ
濃度の濃いコクのある一杯が味わいたい方!
ペーパードリップの生みの親『メリタ』。伝統あるメリタのドリッパーは、濃度の濃いコクのある一杯を楽しみたい方におすすめです。淹れ方も非常に簡単なので、上手に淹れれるか不安な方はメリタから始めるのがいいと思います。
ドリッパー&ペーパーフィルター②:カリタ
迷ったらコレ!バランスの取れた一杯が味わいたい方!
バランスの取れた一杯が飲みたい方は『カリタ』がおすすめ!濃すぎず薄すぎない味わいはどんなコーヒー豆にも相性抜群です。淹れ方はメリタよりは難しいですが、ドリップの基礎を学ぶことができるはじめてにもってこいのドリッパーになります。
ドリッパー&ペーパーフィルター③:ハリオ
スッキリとした一杯が味わいたい方!
スッキリとした一杯が味わいたい方は『ハリオ』がおすすめ!最近のコーヒー界では、スペシャルティグレードのコーヒー豆が主流になっています。スペシャルティグレードのコーヒー豆は個性的な香りのものが多く、ハリオはコーヒーの香りを最大限に引き出せるのが特徴です。そのため、最近の流行りと相性がいいハリオは、いま最も注目されているドリッパーになります。
おすすめのケトル3選
ケトル①:バルミューダ 2022年モデル
筆者、見た目に惚れて衝動買い!
バルミューダのケトルはとにかく見た目がおしゃれ!マットなボディにゴールドの文字が入ったデザインは秀逸すぎます。私は一目で惚れてしまい、衝動買いしてしまいました・・・ただ、注意点として、お湯を沸かすと胴体の部分が熱くなってしまいます。価格は少し高いので、購入に悩んだ場合は次に紹介する2つのケトルがおすすめです。
ケトル②:ブルーノ
絵になるケトル!うーん、これもありだったなあ。
ブルーノのケトルは『ホワイト』『レッド』『ブルー』『グレー』の4色あり、どの色も本当にかわいい・・・コンセプトは『絵になる毎日の道具』ですが、どの写真を見てもまさに絵になっています。こちらのケトルもバルミューダと同じで、胴体部分が熱くなってしまうので注意が必要です。
ケトル③:HAGOOGI
温度計いらず!狙った温度に温められる便利ケトル!
他のケトルでは、温度計で測りながら狙った水温にしていきます。しかし、HAGOOGIなら、ボタン一つで狙った温度にすることが可能です。また、保温機能もついているので、コーヒー豆を挽いている間にお湯が冷めてしまうなんてこともありません。水温調整の手間を無くすことができるHAGOOGIは、性能面で他のケトルよりも勝っていると言えます!
おすすめのコーヒーサーバー3選
コーヒーサーバー①:cores
ぽてっとしたフォルムと竹のふたが最高です!
coresのコーヒーサーバーは、ぽてっとしたフォルムと竹のふたが特徴です。かわいすぎる見た目で、私が即買いした器具のひとつになります。本体に2個の点が打ってあり、1つ目の点で2杯分、2つ目の点で4杯分の量がはかれます。
コーヒーサーバー②:珈琲考具
ビーカーのような見た目!細かい工夫もあり使いやすさ満点です!
珈琲考具のコーヒーサーバーは、ビーカーのような見た目と、細かい工夫がほどこされていて使いやすいのが特徴です。細かく目盛りが入っているので、お湯の量を把握できるのは意外とありがたいですし、コップに注ぎ終わったあとに、液だれしないような工夫がされているので、いちいちティッシュで拭かなくても済みます。
コーヒーサーバー③:KINTO SEPIA
他のコーヒーサーバーとは違う独特な存在感!
大体のコーヒーサーバーは透明で中が透けて見えるデザインです。しかし、KINTO SEPIAはアンバー色と呼ばれる、琥珀のような色をしています。中が透けて見えないのは不便に思うかもしれませんが、まったくそんなことはありません。他のサーバーとは違う独特な存在感を楽しむことができるのでおすすめです。
おすすめの温度計
どの温度計も似たような見た目で、おしゃれなものはありません。
値段的には1000円から2000円の間が相場のようで、多少の性能の差で値段が変わります。
どれにしようか迷っていましたが、そんな中、400円台で買える奇跡の温度計を見つけました。
使いにくい部分は、お湯の温度をはかっていると表示画面の部分が重みで下を向いてしまうことです。
機能的にもまったく問題なく使えたので、温度計はこれでいいんじゃないかなと思います。
私としては許容範囲でしたが、気になる方は少し高い温度計がおすすめになります。
奥が深い『ペーパードリップ』を堪能しよう!
ペーパードリップは必要な器具が少し多いですが、一度買ってしまえば一生続けられるほど奥が深い淹れ方です。
お店のコーヒーはおいしいですが、あれは多くの人の舌に合うように淹れられています。
ペーパードリップを自宅で淹れられるようになれば、自分だけの舌に合わせることができるので、よりコーヒーを好きになること間違いなしです!
ぜひ、抜けることのできないコーヒー沼にハマってみてください!
ペーパードリップの正しい淹れ方はこちらの記事で解説しているので、ぜひご覧ください。
≫『ペーパードリップの正しい淹れ方【メリタ・カリタ・ハリオ編】』