自宅コーヒーを始めるさいに、安い器具から試すのは1つの正解です。
≫総額3000円でコーヒー器具をすべてそろえる
自分に合わない趣味だったとしてもダメージなくやめることができます。
しかしこの方法の弱点として、安い器具は多少使い勝手が悪いところがあるので、ストレスなく楽しみ続けるのは難しいです。
わたし的に器具が原因でコーヒーを楽しめないのは非常にかなしい・・・
そこで、ぜひおすすめしたいのが、5000円~1万円くらいの価格帯。
コスパが最もいいこの価格帯で器具をそろえることです。
『タイムモア』や『珈琲考具』、『KINGrinder』など有名ブランドの器具はすべて5000円~1万円くらいの価格帯から販売されています。
今回は、安い器具が不安な方におすすめのコスパ最強コーヒー器具を紹介します。
【コスパ最強】コーヒーミルは『KINGrinder』一択
最初におすすめするのはコーヒーミルのコスパ最強です。
少し前までは、7980円で買える『タイムモアC3』をおすすめしていました。
『タイムモアC3』は2,3万円の高級コーヒーミルに匹敵する性能です!
しかし、2022年の12月に『KINGrinder』という新コーヒーミルが登場しました。
特徴としては、タイムモアと同じ性能を維持しながら、6,950円とタイムモアよりも安く購入できる点です。
また、上位モデルになれば、下記メリットも得られます。
- 極細挽きに対応(エスプレッソが淹れれる)
- 粒度調整が外側についている(1Zpressoと同じ)
- 刃の形が7角➜よりサクサクと切るようにグラインドできる
これらモデルの価格と使い分けを紹介します。
モデル名 | 価格 | 使い分け |
---|---|---|
K0 | 6,950円 | ドリップ用入門機 |
K1 | 8,590円 | エスプレッソ用入門機 |
K2 | 13,590円 | ドリップ/エスプレッソ用入門機 |
K3 | 後日追記 | 【メッシュ調整内部】 中煎り・深煎り向き |
K4 | 17,590円 | 【メッシュ調整外部】 中煎り・深煎り向き |
K5 | 後日追記 | 【メッシュ調整内部】 浅煎り向き |
K6 | 18,590円 | 【メッシュ調整外部】 浅煎り向き |
現在はK3,5が在庫切れ状態です。
どのモデルも高性能を維持したまま価格が下げられており、コスパ最強コーヒーミルの筆頭です。
どれくらいお得なのかをイメージしやすいように比較表を作成しました。
モデル名 | KINGrinderの価格 | 類似コーヒーミル | 類似コーヒーミルの価格 |
---|---|---|---|
K0 | 6,950円 | タイムモアC2 | 7,980円 |
K1 | 8,590円 | ||
K2 | 13,590円 | ||
K3 | 後日追記 | ||
K4 | 17,590円 | 1Zpresso J-Max | 28,480円 |
K5 | 後日追記 | ||
K6 | 18,590円 | 1Zpuresso JP-PRO | 43,780円 |
刃の性能で比較し、ほぼ同じものを並べています。
細かい使い勝手のところは違ってくるので参考程度に。
※上記はK0のリンクになっていますが、クリックしていただくとK0~K6まで見ることができる検索画面にアクセスできます。
風味づくりの手助けをする優秀ドリッパー3選
ドリッパーを使い分けることで、コーヒーの風味をコントロールすることができます。
なぜなら、ドリッパーごとに抽出時間や抽出タイプ、ペーパーの有無が違うからです。
今回は3つの味わいを強調するドリッパーを紹介します。
- 甘みとコクを強調:カリタウェーブ
- すっきりとした味わい:オリガミ
- 鬼のパンチ力:39arita セラミックドリッパー
【甘み・コク】カリタウェーブ
甘みとコクを味わいたい方には『カリタウェーブ』がおすすめです。
特徴として、3つ穴の台形型ドリッパーで、リブがありません。
専用のペーパーフィルターをリブ代わりにします。
そのため、中深煎りや深煎りなど甘みとコクが強いコーヒー豆を淹れるさいにぴったりのドリッパーになります。
※陶器やガラスが素材だと値段は半額ほどになります。
※ペーパーフィルターのサイズは購入するドリッパーに合わせてください。
【すっきり】オリガミ
すっきりとした味わいを楽しみたい方には『オリガミ』がおすすめです。
オリガミは、1つ穴の円錐型ドリッパーで、リブがギザギザで深いのが特徴になります。
そのため、お湯がスピーディーに抜けていきすっきりとした味わいになるので、浅煎りから中煎りのコーヒー豆が好きな人は必須のドリッパーです。
また、デザインがとにかくおしゃれで、インテリアとして楽しむこともできます。
味わい、デザイン。
一石二鳥でお値段以上の価値があるドリッパーです。
※ペーパーフィルターのサイズは購入するドリッパーに合わせてください。
【パンチ力】39arita セラミックドリッパー
ペーパードリッパーでは淹れられない個性的な風味を楽しみたい方には『39arita セラミックドリッパー』がおすすめです。
セラミックドリッパーは、ペーパーフィルターを使わないので、コーヒー豆の持っている油分をすべて抽出します。
そうすると、豆の個性を存分に楽しめる、パンチのあるコーヒーを味わうことができます。
デメリットとして、ペーパーフィルターを通さないので、コーヒー豆の品質が悪いとまずい成分まで抽出してしまうことです。
セラミックドリッパーを使う場合は、スペシャルティグレードのコーヒー豆を使いましょう。
【クッキングスケール卒業!】おすすめのコーヒー用スケール2選
同じ味を安定して再現するためにも、重さをはかることがとにかく重要です。
費用的な問題で後回しにしがちですが、最低でもクッキングスケールの購入をおすすめしています。
しかし、さらに技術向上につとめるならば、抽出時間の計測もできるスケールが必要です。
ここでは、重さと時間の両方が計測できるコーヒースケールを紹介します。
コーヒースケール入門:ECORELAX
充電式で時間も計測できる最安値スケールは『ECORELAX』になります。
こちらは2,999円で購入することができ、必要な機能はすべて揃っているのでおすすめです。
ただ、安いだけあって以下のようなデメリットがあります。
- 重量計測の制度が甘い
- 省エネモードの自動電源オフが早すぎる
- 電源ボタンのタッチ範囲が狭すぎる
使い勝手の部分でイライラする場面も出るかもしれませんが、上記デメリットがあまり気にならない方にはおすすめです。
一生モノのコーヒースケール:タイムモア BLACK MIRROR basic+
これからさき買い替える必要のないコーヒースケールが欲しい方には『タイムモア BLACK MIRROR basic+』がおすすめです。
コーヒー抽出に必要な機能がすべて揃っているのはもちろん、使い勝手の部分でも文句なしになります。
- 精度がカンペキ
- 充電が10時間持つ
- 自動計測モード
自動計測モードとは、お湯をそそぎ始めたと同時に、自動で時間計測を始めてくれる機能です。
いちいちボタンを押して時間計測をしなくていいので、お湯の注ぎ方に集中できます。
シンプルですが他のスケールにはあまりなかったのでありがたい。。。
点滴のできる最強ケトルを紹介
お湯のそそぎ方でコーヒーの風味をコントロールするさいに、点滴ができるケトルを持っておくと、出せる味の幅が広がります。
多くのケトルは注ぎ口が太くなっており、1滴ずつ丁寧にお湯を落とすのが難しいです。
そこで必要になってくるのが注ぎ口が『S字』に曲がっており『先が細い』ケトルになります。
こちらの『珈琲考具』さんのケトルは、点滴がしやすいケトルの条件をすべて満たしています。
また、直火・IHどちらにも対応しているので、家で使えるのはもちろん、キャンプの際にも活躍すること間違いなしです。
お湯をそそげれば何でもいいように感じますが、抽出にこだわりたい方にはかなりおすすめになります。
デザインがおしゃれなおすすめコーヒーサーバー3選
複数人で飲むさいやマグカップ2杯分のコーヒーを淹れるさいにコーヒーサーバーは必須です。
これがなくても抽出自体はできますが、コップに直接コーヒーを淹れるとなると不便があるので1つは持っておきましょう。
お湯のキレの良さなど機能的な違いはありますが、正直微々たる差。
一番意識するのはデザインです。
そこで、私が「おしゃれだな!」と思うコーヒーサーバーを3つ紹介するので、もし気に入ったものがあれば参考にしてください。
KINTO コーヒーサーバー
どんな雰囲気の部屋にもあうシンプルで洗練されたデザイン。
適当に撮った写真すらもKINTOのコーヒーサーバーがあればおしゃれになってしまいます。
珈琲考具 割れにくいコーヒーサーバー
珈琲考具のコーヒーサーバーは樹脂でできており、名前の通り割れにくいのが特徴です。
樹脂で出来ていますが、ガラス製のものとそん色ないほど自然な質感。
また、IHや食洗器に対応しているので、普段使いにぴったりなのもおすすめです。
ハリオ コーヒーサーバー
シンプルイズベスト!
お買い得な値段にシンプルなデザイン。
「これでいい!」の最高峰です。
IH・食洗器対応と、普段使いしやすいのもおすすめになります。
気分の上がるおすすめマグカップ5選
マグカップはデザイン一択。
どれだけ気分が上がるかだけが重要です。
私の趣味とあうかはわかりませんが、おすすめのものを5つ紹介します。
KINTO SEPIA
ひとつ目はKINTOのマグカップ。
他のブランドではあまり見ないセピア色になっており、個性的な雰囲気がすごくいい。
落ち着いた気分になりたいときによく使います。
ソーサーもKINTOであわせると上記の写真のようになるのでおすすめです。
KINTO ペアマグカップ
こちらもKINTOのマグカップになります。
やわらかいフォルムと色合いが特徴で、見ても使っても非常に心地よい。
ペアマグカップなのでお相手がいる方はもちろんですが、ひとりの方も気分によって色を変えて楽しめるのでおすすめです。
※楽天はセット売り、Amazonは単品売りになってます
KANEAKI SAKAI POTTERY flat
こちらは金秋酒井製陶所というところのマグカップになります。
ふらふらっとネットサーフィン中に見つけたのですが一目惚れ。
すぐに購入してしまいました。
お鍋の形のコースターといっしょに使うのがおすすめです。
RayES ダブルウォールグラス
こちらはRayESのダブルウォールグラスになります。
他のダブルウォールグラスはまるっこいフォルムが多いのですが、RayESはめずらしい四角型。
どちらもおしゃれでかわいくておすすめなのですが、私はRayESの四角い方を選びました。
みなさんはどちらが好みですか?
Ovject MUG
こちらはOvjectのマグカップ。
『ホワイト』『マッドブラック』『マッドグレー』『マッドライトブルー』の4色あり、シンプルなデザインが持ち味です。
つや消しされた色なので、落ち着いた雰囲気になります。
私はマッドブラックを買いましたが、友達からも大好評で自信を持っておすすめできるマグカップです。
安さが売りではないひとつ上のコーヒー器具
「安い器具が不安な方におすすめの!」というタイトルで、いくつかコーヒー器具を紹介しましたがいかがだったでしょうか?
何個も簡単に変えるような値段ではありませんが、コスパ最強の名に恥じない優れた器具ばかりです。
私も最初は買うかどうか悩みましたが、実際に買ってみるとコーヒー時間の充実度がかなり上がりました。
今持っている器具では我慢できない部分から順番にそろえて、理想のコーヒー時間を楽しんでみませんか?
『Cofee fam.』ではさまざまなコーヒー器具を紹介しているので、ぜひ他の記事もご覧ください。