あなたはコーヒーコーラを知ってますか？
聞いたことがないという方も、名前を聞けばなんとなくイメージできると思います。
かなり斬新な組み合わせで興味は湧きますが、おいしくはなさそうですよね。
今回はそんな不思議な飲み物「コーヒーコーラ」と、それに似た飲み物「エスプレッソコーラ」について詳しく紹介します！
- コーヒーコーラとは？
- エスプレッソコーラとは？
- コーヒーコーラとエスプレッソコーラの味わい
- コーヒーコーラとエスプレッソコーラの作り方
少し変わったアレンジドリンクを飲んでみたい人は、最後までご覧いただけると嬉しいです。
コーヒーコーラとは？
コーヒーコーラとはその名の通り、コーヒーとコーラを混ぜ合わせてできた飲み物です。
コーヒーとコーラというかなり異色の組み合わせですが、コカ・コーラやペプシコーラなど大手のコーラメーカーが何度か商品化して販売するなど実はない組み合わせではありません。
上のような商品があったようですが、ほとんどの方は知らなかったのではないでしょうか？
コーヒーコーラの商品化はいずれも成功とは言い難く、現状は決して万人受けする味ではないことが伺えます。
コーヒーコーラの歴史
コーヒーとコーラを組み合わせるというアイデア自体はアメリカで1980年代頃からあったようです。
かずちょうど同じ時代にはチェリーコーラという変わったアレンジもあったので、コーヒーを使ったアレンジが流行っていたのかもしれません。
そして、実際に商品になったのは1995年、PEPSI KONAという商品になります。
ちなみにKONAと言えば（コーヒー好きの方にはピンと来る方もいるかもしれませんが）ハワイのコーヒー生産が盛んな地域の名前です。
結果的に、この商品はヒットすることはなく日本にも上陸しませんでした。
日本でコーヒーコーラが販売され始めた月日も見てみましょう。
日本で販売されたのは2001年ごろ。
UCCがカフェ・ラ・シャワーという名前で販売を開始しました。
コーヒーとコーラの絶妙なバランスで好きな人には刺さっていたようですが、決して万人受けすることはなく販売は４年ほどで終了してしまったようです。
エスプレッソコーラとは？
エスプレッソコーラとはその名前の通りコーラとエスプレッソを合わせたアレンジドリンクです。
エスプレッソを使用しているので、他のコーヒーと比べて苦みが強く、カフェインの含有量が多いです。
そのため、眠気覚ましとして勉強や作業のお供に飲んでいるという人もいるようです。
エスプレッソコーラの歴史
商品として販売された実績は少なく、調べた限りでは2001年にジョルトエスプレッソというものが1つ目の商品だと思われます。
ジョルトとは、ジョルトコーラというコーラの一種で、高カフェインであることで知られています。
味は甘みと苦みが強く、ガブガブ飲めるというものではなかったようです。
かずカフェインの量が多いので今でいうエナジードリンクのようなイメージで作られたものかもしれません。
私が調べた限りでは、他のエスプレッソコーヒーは販売されていないようですが、一部のカフェでは提供されていたり、クラフトコーラとエスプレッソの組み合わせで通信販売をされているお店もあるようです。
コーヒーコーラの中でもエスプレッソコーラはまだ歴史が浅く、まだまだこれからといった存在になります。
コーヒーコーラとエスプレッソコーラの味わい
コーヒーコーラの味わいはかなり複雑です。
私が思うに、おいしいコーヒーコーラの味わいは大きく以下の2つに分けられると考えています。
- コーヒーの酸味とコーラの甘さでバランスを取ったフルーティな味わい
- コーヒーの苦味とコーラの甘さでバランスを取ったチョコレートのような味わい
①の味わいはドリップコーヒーを使うことで、②の味わいはエスプレッソを使うことで目指しやすくなると思います。
コーヒーもコーラもそれぞれにかなり強烈な個性を持った飲み物です。
それぞれのバランスが取れなくなってしまうと、コーラの薬っぽい味が強調されてしまったり、コーヒーの苦味が目立ってしまったりして、決しておいしいとは言えない味になってしまいます。
自分で作る際には、自分の目指したい味の方向性を①②のどちらかで想像しながらコーヒーの淹れ方でバランスを取るとおいしく淹れられます！
コーヒーコーラとエスプレッソコーラの作り方
ここからはコーヒーコーラとエスプレッソコーラの作り方を紹介します。
おすすめの産地や焙煎度
コーヒーコーラの場合
ドリップコーヒーを使ってコーヒーコーラを作る際には、浅煎りから中煎りのコーヒー豆を使用するのがおすすめです。
浅煎りや中煎りのコーヒーを使うことで、苦みを抑えながら酸味や香りに個性を出せるので、コーヒーの酸味とコーラの甘みでバランスをとることができます。
かず酸味と甘みのバランスの取れたフルーティな味わいは私は結構好きですね！
おすすめのコーヒー豆
エチオピアやケニアなどアフリカ系の豆がおすすめです。
精製方法は以下を参考に使い分けるといいと思います。
ウォッシュド：すっきりクリアな味わい
ナチュラル ：フルーティで個性強め
エスプレッソコーラの場合
エスプレッソコーラを作る際には、中深煎りから深煎りのコーヒーを使うことがおすすめです。
エスプレッソでコーヒーを入れると、苦みが強くコクが楽しめます。
エスプレッソコーラでは、コーヒーの苦味とコーラの甘さでバランスを取りたいので、コーヒーの苦味が強調される中深煎りから深煎りの豆が相性抜群です。
おすすめのコーヒー豆
ブラジルやコロンビアなど南米系の豆がおすすめです。
精製方法はそれほどこだわらなくても大丈夫でした。
※エスプレッソには、ロブスタをブレンドするというかたも多いかと思いますが、エスプレッソコーラではロブスタを入れるとなかなかバランスを取ることが難しいので基本的におススメはできません。
手順は淹れるだけ
手順に関してはコーラにコーヒー・エスプレッソを入れるだけです。
が、１点だけ意識すると、かなりおいしく仕上げることができます。
それは、コーヒーの量を少なくすること！
イメージとしては、コーラにコーヒーの風味をつける感じなので、コーヒーの主張を強くしすぎるとうまくいきません。
コーヒーとコーラの割合を「２：８」か「３：７」の分量でコーヒーを控えめにすることがポイントです。
まとめ
今回はコーヒーコーラについて解説しました。
コーヒーコーラは非常に複雑な味わいであるがゆえに、歴史が証明しているように万人受けするものではないと思います。
ただ、しっかりバランスを取ってあげることでおいしいコーヒーコーラをいれることができるので、ぜひ挑戦してほしいです。
かず他にも、最近ではコーヒーを炭酸水で割ったコーヒーソーダが流行っているそうです！
取り扱っているカフェが多くなっており、夏の風物詩として徐々に受け入れられつつあります。
ぜひ、下の記事から詳しい紹介を見てみてください！
※記事作成中
コーヒーコーラを通してあなたのコーヒーライフが充実するきっかけになると嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
