
珈琲考具のドリップポット、気になるけど実際どうなの?
6,380円の価値はあるの?
私も購入前は同じように悩み様々な情報を調べた結果、購入を決めました。
購入してからは2年ほどたっていますが、深煎りを淹れる際にはかなり重宝しています。
コーヒー仲間に「ケトル何使っているの?」と聞いてみましたが、たまたま同じものを使っていて「深煎りでは無敵!」と言っていました。
この記事では、
- 購入前にどのような情報を調べたのか
- なぜ珈琲考具を選んだのか
- 実際に使ってみた感想
についてまとめていきます。
■ こんな人におすすめ
- アウトドア好き
- 深煎りコーヒーが好き
- 点滴抽出を極めたい
それでは詳しく紹介していきます。
珈琲考具 ツードリップポットProの基本情報


| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 容量 | 適正500ml / 満水750ml |
| 沸騰方法 | IH・直火 |
| 沸騰時間 | 約20秒/100ml(参考程度に) |
| 温度調整 | ✕ |
| 保温 | ✕ |
| 空焚き防止 | ✕ |
| 注ぎやすさ(浅煎り) | △ 70点 |
| 注ぎやすさ(深煎り) | ◎ 95点 |
| 注ぎ口 | 4.5mm |
| 本体重量 | 320g |
| 生産国 | 日本(燕三条) |
| 食洗機 | 可 |
| おすすめの人 | アウトドア好き・深煎り好き |
| おすすめ度 | ★★★★☆ (4.5 / 5.0) |
■ 価格比較表
| ECサイト | 価格 |
|---|---|
| Amazon | 6,380円 |
| 楽天 | 6,380円 |
| Yahoo! | 6,380円 |
【購入の決め手】珈琲考具の魅力6つと実際に使ってみた感想
魅力①:注ぎ口4.5mmで点滴抽出が簡単


この細さが、珈琲考具の最大の魅力です。
■ 注ぎ口の太さ比較
| ケトル | 注ぎ口直径 | 価格 | 点滴抽出のしやすさ |
|---|---|---|---|
| 珈琲考具 | 4.5mm | 6,380円 | ◎ |
| エペイオス新型 | 9mm | 8,980円 | 〇 |
| バルミューダ | 10mm | 14,960円 | △ |
| パール金属 | 8mm | 1,545円 | △ |
他のケトルと比べても極細です。
しかも、ノズルがS字カーブを描いているので、初心者でも簡単に真下へ注げます。
■ 実際の注ぎ心地
公式説明
狙ったところに注げるS字形状の極細注ぎ口。ポットをどんなに傾けてもお湯の勢いを抑えてほぼ真下に注げます。雫のように『ぽたり・ぽたり』と落としたり、糸のようにそっと注ぐことができ、湯量調節が簡単に。
まさにこの通りでした。
深煎り抽出で使う「点滴」「細流」のどちらの注ぎ方も簡単にできるのが珈琲考具ケトルの最高なポイントです。
魅力②:超軽量320gで長時間ドリップも疲れない
本体重量320gは、今回比較した4台の中で最軽量。
| ケトル | 本体重量 |
|---|---|
| 珈琲考具 | 320g |
| パール金属 | 365g |
| エペイオス新型 | 545g |
| バルミューダ | 650g |
抽出方法にもよりますが、深煎りの点滴抽出の場合は、4〜5分かかることもあります。
その間、ずっとケトルを持ち続けるわけですが、珈琲考具なら全く腕が疲れません。
バルミューダで点滴をしようと思うと、650gの本体重量に水量500g程度が加わり1㎏オーバー。
バルミューダで点滴は腕が疲れてしょうがないので、320gの軽さは魅力になります。
魅力③:S字ノズルで初心者でも真下に注げる
注ぎ口がS字カーブを描いているので、初心者でも真下に注げます。
公式説明にあった
ポットをどんなに傾けてもお湯の勢いを抑えてほぼ真下に注げます。
これ、本当です。
点滴抽出は技術がいる難しい注ぎ方というイメージがありましたが、S字ノズルのおかげで1発目から成功しました。
魅力④:深煎りコーヒーとの相性が抜群
魅力①②③で紹介した珈琲考具の特徴「注ぎ口の細さ」「軽量」「S字ノズル」により、点滴抽出や細流が格段に上達します。
そうすると、抽出効率を抑え、深煎りで特に出やすい雑味を減らすことができるので、とてもおいしい深煎りコーヒーが楽しめるのが魅力です。
深煎りコーヒーは、点滴ドリップでゆっくり抽出することで
- 苦味が丸くなる
- コクが深まる
- ボディ感が出る
- 雑味が少なくなる
- 甘みが感じられる
珈琲考具の極細口なら、この「ゆっくり点滴」が簡単にでき、おいしい深煎りコーヒーを淹れることができます。
実験:深煎りマンデリンで比較
- 豆:深煎りマンデリン(Bitter Herb ≫ Indonesia)
- 挽き目:中粗挽き
- 湯温:84℃
- 抽出時間:3分
■ 結果
| ケトル | 味の特徴 | 評価 |
|---|---|---|
| 珈琲考具 | 苦味が丸く、チョコレートのようなコク。甘い余韻。 | ◎ |
| エペイオス新型 | バランスが良く十分においしい。違いは余韻が若干すっきりしていること。 | ◯ |
| バルミューダ | 苦みが強く、雑味が感じられる。 | △ |
| パール金属 | 苦みが強く、雑味が感じられる。 | △ |
他のケトルで淹れた時よりもおいしく感じられました。
魅力⑤:燕三条の職人技が光る圧倒的な作り込み
金属加工の聖地・燕三条で作られた日本製なところも嬉しいポイントです。
安い中国製とは、品質が全く違います。
■ 品質の違いを実感した5つのポイント
- バリ(金属の突起)が一切ない:どこを触ってもツルツル。注ぎ口の先端も、指で触って確認しましたが完璧。
- 継ぎ目が綺麗:溶接跡も目立たず、まるで一体成型のような仕上がり。
- ステンレスの輝きが美しい:18-8ステンレス(本体)と21-0ステンレス(底)の組み合わせ。錆びにくく、耐久性も高い。
- 重量バランスが完璧:持った時に、重心が絶妙。325gの軽さなのに、チープな感じが一切ない。
- 経年変化が楽しめる:使い込むほどに味が出る。愛着が湧く品質です。
■ 2年間使った感想
パール金属も持っていますが、品質の差は歴然。
※もちろんパール金属もすばらしいですが、珈琲考具と比べると劣ります。
珈琲考具は「道具」ではなく「相棒」という感じです。使うたびに楽しくなります。
魅力⑥:IH対応で汎用性が高い & 食洗機も使える
直火・IH両対応なので、どこでも使えます。
ただ、私は温度を下げるためにも、他のケトルでお湯を沸かしてから珈琲考具に移し替えることで適温にする方法をとっています。
試しにIHで沸かしてみましたが、
- 約3分で沸騰(500ml)
- 取っ手が熱くならない
と、文句なしでした。(ただ直火だと取っ手が熱くなります)
そして地味に嬉しいポイントが食洗器がOKなこと。
毎日使うものだから、お手入れが簡単なのは助かります。
珈琲考具コーヒーケトルのデメリット4選
良いことばかり書いても良くないので、正直に気になる点もお伝えします。
デメリット①:温度調節ができない
直火式なので当然ですが、温度調節機能はありません。
温度管理するには、別に温度計が必要です。
■ 対処法
温度計を使わなくても、ある程度の経験で覚えられるところもあります。
| タイミング | 温度(目安) |
|---|---|
| 沸騰直後 | 約98〜100℃ |
| 沸騰後30秒 | 約95℃ |
| 沸騰後1分 | 約90℃ |
| 沸騰後2分 | 約85℃ |
ただ季節によっても変わりますし、参考程度に。
デメリット②:容量がやや少なめ(適正500ml)
満水750mlですが、適正量は500ml。
つまり、マグカップ約2杯分が限界です。
少し少なく感じます。
デメリット③:浅煎りはやや注ぎにくい
本記事の途中、豆知識で下のように書きました。
細胞壁が比較的壊れていない浅煎りは、逆に勢いよく注ぐことが重要です。
そうすると極細の注ぎ口である珈琲考具では、勢いが足りなくなってしまうのが弱点。
浅煎り好きの方は、別のケトルの方が良いのかなと思います。
デメリット④:取っ手が熱くなる(ガス火使用時)
IHなら問題ないですが、ガス火だと取っ手が熱くなります。
公式サイトにも注意書きがあります。
特にガス火での使用時、火の熱が持ち手まで伝わり熱くなる場合があります。熱くなった場合はミトン等をご使用ください。
仕方がないことなので、ガス火の方はご注意ください。
珈琲考具コーヒーケトルの付属フタは必要?


私は上の画像のようなフタ付きモデルを選びました。
抽出時の保温性を上げたかったからです。
ただ、抽出後半は湯温をあえて下げ、抽出効率を落とし、雑味を抑える方法を最近はとっているので蓋を使わなくなりました。
そしたらフタを使わなさ過ぎて、失くしてしまうくらいなので、個人的にはいらないと思っています。
値段も1300円近く上がるので、やっぱり必要ないかなと。ここはお好みで。
私が持っている競合ドリップケトルとの比較
| EPEIOS LITE | BALMUDA The Pot | 珈琲考具 | パール金属 | |
|---|---|---|---|---|
| 価格 | 8,980円 | 14,960円 | 6,380円 | 1,545円 |
| 容量 | 900ml | 600ml | 750ml | 700ml |
| 沸騰方法 | 電気 | 電気 | ガス火、IH | IH |
| 沸騰時間 | 45秒/100ml | 40秒/100ml | 20秒/100ml | 30秒/100ml |
| 温度調整 | 〇(1℃単位) | ✕ | ✕ | ✕ |
| 保温 | 〇(60分保温) | ✕ | ✕ | ✕ |
| 空焚き防止 | 〇 | 〇 | ✕ | ✕ |
| 注ぎやすさ(浅煎り) | ◎ | 〇 | △ | 〇 |
| 注ぎやすさ(深煎り) | 〇 | △ | ◎ | △ |
| おすすめの人 | どんな方にもぴったり | おしゃれなケトルが欲しい方 | 深煎りで点滴抽出がしたい方 | できるだけ安く探している方 |
| おすすめ度 | (5 / 5.0) | (4 / 5.0) | (4 / 5.0) | (4 / 5.0) |
| 商品ページ | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
珈琲考具以外に3つのケトルを持っているので、それぞれでおすすめの人を整理すると以下の通りです。
- EPEIOS:深煎り特化以外のどんな人にでも
- バルミューダ:デザイン性が気に入っている人
- 珈琲考具:深煎りで点滴抽出がしたい人
- パール金属:できるだけ安く探している人
どれも素晴らしいケトルなのは間違いなく、上記のように分類わけしていただくと選びやすくなるかなと思います。
詳しい比較はこちらの記事をご覧ください。
購入前のよくある質問
Q1:フタ付きとフタなし、どっちを買うべき?
A:個人的にはなくてもいいと思っています。
理由は、抽出後半で湯温を下げるために、あえてフタをしない方法をとっているからです。
もちろん湯温を下げない方法もあるので、ここは個人差がありますが、値段が1300円近く上がるので私には必要ないと感じました。
Q2:お手入れ方法は?
A:超簡単です。
- 使用後、内側を水ですすぐ
- 外側を濡れ布巾で拭く
- 月1回、クエン酸洗浄(水垢取り)
- 食洗機も使えます(公式の文言あり)
これだけで綺麗を保てます。
Q3:IHとガス火、どっちがおすすめ?
A:どちらでも、といいつつ、私はIH派です。
理由は、取っ手が熱くならず安全だからです。
Q4:6mmの細さ、初心者でも使える?
A:使えます。
S字ノズルなので、逆に初心者にこそ使ってほしいです。
一発目から思い通りの点滴抽出ができます。
おいしい深煎りコーヒーが淹れられます。
Q5:Amazon・楽天・Yahoo!どこで買うのが一番お得?
A:どこも同じ金額なので、自分の使っている経済圏でOKです。
まとめ:深煎り好きなら買って後悔しない最高のケトル
2年間実際に使っていますが、特徴を一言でいうなら「深煎りコーヒーを劇的に美味しくするケトル」だと思います。
なぜなら、
- 注ぎ口が4.5mmと極細
- S字ノズルで、初心者でも真下に注げる
- 超軽量320gで、長時間ドリップも疲れない
この3点により点滴や細流の抽出が簡単にできるからです。
また他にも
- 燕三条の職人技が光る品質
- IH・直火両対応で、どこでも使える
- 食洗機対応でお手入れ簡単
という魅力があります。
深煎りコーヒーが好きな方で、コーヒーケトルに迷っている場合は、珈琲考具を選ばれてみてはいかがでしょうか?
私は2年間使い続けていますが、珈琲考具で淹れた深煎りコーヒーが本当に大好きです。
浅煎りも好きだからなあ。という人は、EPEIOSのコーヒーケトルがどんな焙煎度にも適しているのでこちらの記事を参考にしてみてください。












