コーヒーをこぼして服を汚してしまったときの何とも言えない憂鬱な気持ち・・・。
あなたも一度は経験したことがあるのではないでしょうか？
汚れてから時間がたてば経つほどコーヒーのシミ汚れは頑固になってとれないですし、もしお気に入りの洋服であればもうパニック状態です。
今回はコーヒー好きの方が、コーヒーをこぼしてしまった時のために以下の内容で執筆します。
- コーヒーのシミがついたらまず確認すること
- コーヒーのシミが簡単に取れる魔法の液体
- 外出先でコーヒーをこぼした場合の応急処置
シミを簡単に落とせる方法も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
汚れは「水溶性」と「油溶性」の2種類がある！
まずは衣服についた汚れの性質を理解しておきましょう。
汚れは大きく分けて「水溶性」「油溶性」の2種類に分類されます。
コーヒーはそのうち、水溶性に分類されます。
水溶性の汚れは一般的に水や洗剤を使うことで簡単に落とすことができます。
そのため、コーヒーも基本的には水や洗剤を使うことで落とすことができる汚れです。
しかし一方で、コーヒーは染料として使われることもあるくらいに強い色素を持っています。
この色素は、時間とともに生地の繊維の奥の方までもぐりこんでしまうため、素早く対応するのが重要です。
時間が経ってしまうとコーヒーが酸化し、シミとして残ってしまいます。
かずとにかく覚えておいてほしいのは「応急処置をすぐにする」こと！
コーヒーのシミがついたら確認すること２つ
衣類によっては染み抜きをすることで、生地を痛めてしまう場合があります。
以下の点を確認してからシミ抜きを行うようにしましょう。
確認事項①：洗濯表示の確認
洗濯表示で「水洗い可」かどうかを確認しましょう。
洗濯表示にある桶のマークに「×」の印が入っている場合は水洗いができません。
その場合は家庭で対応するのは難しいのでクリーニング店にシミ抜きを依頼した方がいいです。
確認事項②：色落ちがしないかテスト
シミ抜きをすることで色落ちをし、本来のデザインを損ねてしまう場合があります。
事前にチェックすることでトラブルを防ぎましょう。
色落ちテストは以下の3ステップです。
事前に白いタオルと中性洗剤を用意してください。
- タオルに中性洗剤をなじませる
- シミ抜きしたい衣服の目立たないところにタオルを軽くトントンする
- タオルに色が着くかをチェック
タオルに色がついた場合は色落ちのリスクがありますので、シミ抜きは避けた方がいいです。
この場合も自宅で対応するのは避けてクリーニング店に相談するようにしましょう。
コーヒーのシミが簡単にとれる魔法の液体
ここからはコーヒーのシミが簡単にとれる魔法の液体をご紹介していきます。
この間、白Tにコーヒーをこぼしたとき、上記の動画の魔法水を使ってシミ抜きをしました。
びっくりするくらい元通りになっていたので、みなさんにもご紹介します！
- 食器用中性洗剤 3滴
- 衣類用の液体漂白剤（酸素系） 小さじ３杯
- 重曹 小さじ1杯
◇作り方
用意した中性洗剤、液体漂白剤、重曹を軽く混ぜ合わせるだけで完成です。
注意点
魔法水は時間が経つとアルカリ性の重曹と酸性の漂白剤が中和して効果がなくなります。
染み抜きをする直前に作ることで、効果を最大化できます。
そのため、作り置きをしておくのはやめましょう。
使い方は以下の通りです。
- 魔法水
- 白いタオル
- 歯ブラシ
ポイントは、たたくこと！
こするではないです！
だんだん汚れが落ちていくので、下のタオルが汚れてきたら、きれいな部分に移動させてください。
【重要！】外出先でコーヒーをこぼした場合の応急処置
一番重要なことは、シミになったらできるだけ早く対処することです。
家で汚れた場合は問題ありませんが、外出先の場合は魔法水を作ることはできません。
そんなときに行うべき応急処置をご紹介します。
- ハンカチなどの乾いた布（無ければおしぼりで代用可能）2枚
- 食器用中性洗剤（無ければ手洗い用の石けんで代用可能）
応急処置のやり方は以下の通りです。
- 乾いた布でコーヒーをこぼした部分を軽くたたき、まんべんなく水分を吸い取る。
- シミの表面に乾いた布をあてて、もう一枚の乾いた布に洗剤をつけて裏側から叩いて汚れを移す。
- 最後にもう一度、乾いた布で水分をとる。
まとめ
今回はコーヒーのシミ対策について解説してきました。
コーヒーのシミは、対策さえしっかりすれば怖くありません。
今回の記事を通してコーヒーのシミ汚れを恐れずに、みなさんの自宅やカフェでのコーヒー時間がより充実したものになるとうれしいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
