「コーヒーの勉強をしたいけど何から勉強したらいいかわからない」
「おすすめのコーヒーの勉強方法やおすすめの本を知りたい」
このように思ったことはありませんか?
この記事は、これからコーヒーの勉強をはじめたい方に向けて詳しく解説しています。
- 独学で勉強する
- カフェでアルバイトをして勉強する
- 専門学校で勉強をする
- オンラインで勉強する
おすすめの本をはじめ、オンライン講座など、いろいろな視点からコーヒーの勉強方法について紹介していますので、何からはじめていいか悩んでいる方にとって必見の内容です。
またコーヒーの資格取得についても触れていますので、コーヒーの資格取得を目指す方にとっても役立つ内容となっています。
ぜひ最後まで読んで、自分自身にあった効果的なコーヒーの勉強方法を見つけてください。
初心者が取れるコーヒーの勉強方法4選
コーヒーを勉強する方法はたくさんありますが、はじめやすいコーヒーの勉強方法は以下の4つです。
- 独学で勉強する
- カフェでアルバイトをして勉強する
- 専門学校で勉強をする
- オンラインで勉強する
ひとつずつ解説していきます。
勉強方法①:独学
多くの方が、いちばん手軽にはじめられる方法として「独学」でコーヒーの勉強をすることです。
主な独学方法は以下の通りになります。
- サイトやSNS(YouTube)から学ぶ
- 本を購入して学ぶ
- コーヒーセミナーに参加する
- カフェ巡りをする
手軽に独学で勉強する方法として、本を読んだり、ウェブサイトやSNS(YouTube)などから学ぶ方法があります。
コーヒーの知識や技術をはじめ、最新のトレンドなども学べます。
リアルの場で体験しながら学びたい方は、各地で開催されているコーヒーセミナーに参加するのがオススメです。
スターバックスコーヒーや、「地域名 + コーヒーセミナー」で検索すると、定期的にコーヒーセミナーを行っているカフェがあります。
また、コーヒーについてアクティブに学びたい方は、地域のカフェ巡りがオススメです。
お店ごとのオリジナルブレンドコーヒーを楽しんだり、カフェ巡りを通してオーナーの方と仲良くなることも、カフェ巡りの楽しさといえるでしょう。
方法 | 特徴 |
---|---|
サイトやSNS | ・手軽 ・いろいろな人の情報を取りに行ける |
本 | ・体系的に(順序立てて)情報を得れる ・名著は必見 ・海外の書籍もおすすめ |
コーヒーセミナー | ・リアルの場で体験できる ・楽しく学べる ・コーヒー仲間ができる |
カフェ巡り | ・プロの技を体験できる ・会話の中で学べる |
独学方法②:カフェでアルバイト
もう少し実践的に学びたい方は、カフェでアルバイトをするのもひとつの方法です。
独学に比べ、実践を通して学べるため、知識と技術の習得スピードがあがります。
またコーヒーやカフェ好きな人と一緒に働くことができるので、勉強へのモチベーションアップにもつながります。
コーヒーについての、最新トレンドや新しい情報を得られる機会が増えることも、カフェで働くメリットのひとつといえるでしょう。
独学方法③:専門学校
将来的にカフェを開業したい、バリスタとして働きたいなど、コーヒーのプロを目指したい方にとっては専門学校に通うという方法があります。
専門学校に通うメリットは、同じ夢をもった仲間と一緒に、専門的な知識や技術をもった先生から学べることです。
最近では多くの専門学校で、バリスタやロースター、カフェビジネスについて学べるコースが増えています。
また授業以外の時間はカフェで働きながら学ぶというインターシップ制度を設けている専門学校などもあります。
学費面の問題点はありますが、コーヒーのプロとしてキャリアを重ねていきたい方にとっては専門的に学べる専門学校がオススメです。
独学方法④:オンライン講座
普段、学校や仕事がある方にとっては、自宅で学べるオンライン講座を受講する方法があります。
コーヒーの知識や技術を学ぶだけでなく、コーヒーの資格取得ができるオンライン講座もあります。
費用は講座によってさまざまですが、目的にあった知識を体系的に学べるオンライン講座は、普段いそがしい方にとってはオススメの勉強方法です。
コーヒーの資格をとりながら勉強したい方へ
現在コーヒーの資格は全部で11種類あります。
国家資格はなく、全て民間の団体が認定している資格です。
今回は初心者の方でもチャレンジしやすい人気資格を3つとその勉強方法について解説します。
コーヒー資格①:コーヒースペシャリスト
コーヒースペシャリストは、はじめてコーヒーの資格にチャレンジしたい方に人気の資格です。
日本能力教育促進協会(JAFA)が認定している資格で、コーヒーの資格の中でも比較的取得しやすい資格です。
資格を取得するためには認定機関が運営している通信講座に合格する必要があります。
- 抽出スキル
- 豆や焙煎による香味の違い
- ラテアート
- ペアリング
プラン | 料金 |
---|---|
サブスク | 初月980円 以降3,980円 |
個別購入 | 38,500円 |
美味しいコーヒーを淹れる技術はもちろん、豆や焙煎による香味の違いやラテアートなど、実用的な知識と、現代に活用できる応用技術を習得できます。
カフェ開業のノウハウも学べ、初心者の方からコーヒーのプロを目指したい方までオススメの資格です。
\初月980円!/
コーヒー資格②:コーヒーソムリエ
コーヒーソムリエは、履歴書や名刺などに書ける資格として人気の資格です。
日本安全食料料理協会(JFSCA)が認定している資格で、コーヒーの基本的な知識が問われる資格になります。
コーヒーの資格の中では、比較的取得しやすいので、初心者におすすめの資格です。
また、諒設計アーキテクトラーニングで受講すると「コーヒーソムリエ」だけでなく「カフェオーナー経営士」の資格も同時に取得できるので、興味がある方はここで受講するといいと思います。
- コーヒー豆の選定
- コーヒーの買い付け
- お客様のコーヒー豆選びのサポート
- 売上や原価の管理
- 焙煎方法
- 抽出方法
- マシンの利用方法
プラン | 料金 |
---|---|
試験あり | 受講料:68,000円 試験 :20,000円 |
試験免除 | 受講料:88,000円 |
1日30分程度の学習で、初心者でも約6ヵ月で無理なく取得が可能です。
また、短期集中で行えば、約2ヵ月で取得することもできます。
カフェ経営に必要な知識やスキルを幅広く学びたい人におすすめの資格です。
\資格2つを同時取得!/
コーヒー資格③:コーヒープロフェッショナル
コーヒープロフェッショナルは、コーヒーのプロフェッショナルとして活躍したい方に向けてつくられた資格です。
「コーヒーの歴史」から「コーヒーの木や豆の種類」、「コーヒーの淹れ方」まで、コーヒーのプロになるための知識と技術を習得できます。
資格取得方法は、一般社団法人日本技術開発協会(JASDA)の認定試験に合格する必要があります。
- コーヒーの歴史
- コーヒー抽出
- ブレンド方法
- 保存方法
- ラテアート
プラン | 料金 |
---|---|
通信講座+試験 | 49,800円 |
1日30分の勉強で、最短3週間ほどで取得できるので、手軽に勉強してみたい方はお試しください。
\10,000円OFFキャンペーン中!/
コーヒーの勉強に役立つおすすめの本5選
コーヒーの勉強をするのに本はかかせません。
ただ何を読んだらいいかわからないという方もいるかと思います。
こちらでは、初心者からプロの方でも参考になる本を5つ厳選しました。
コーヒー本①:コーヒーは楽しい!絵で読むコーヒーの教本
この本では、コーヒーのさまざまな淹れ方やテイスティングのコツ、関連する用語、マシンやカップの選び方、香りと風味の楽しみ方などが紹介されています。
フランスでベストセラーになった本で、待望の日本語版として出版された本です。
イラストを使って分かりやすくコーヒーの知識が伝えられており、初心者からコーヒー愛好家まで充実した情報を得られる本です。
著者:セバスチャン・ラシヌー
コーヒー本②:COFFEE BOOKS
この本では、コーヒーに関する知識と教養、そしていろいろな器具を使ったコーヒーの淹れ方、実際に楽しめる100種類以上のコーヒーのレシピが紹介されています。
自宅でコーヒーを淹れながら実践的に学びたい方にとってピッタリの本です。
コーヒーについてこれから学びたい方はもちろん、コーヒー好きの方も、コーヒーへの関心をさらに深められる一冊です。
著者:アネット モルドヴァ 監修:丸山健太郎
コーヒー本③:コーヒーの科学
この本では、コーヒーのおいしさがどのように生まれるのかについて詳しく解説されています。
コーヒーの栽培方法や収穫、焙煎、抽出などの要素がおいしさに与える影響や、風味や香りの形成に関わる化学物質について書かれています。
さらに、品質評価やカッピング方法についても触れられており、自分好みのおいしいコーヒーを見つけるヒントが得られる本です。
コーヒーについて科学的な側面から詳しく知りたい方におすすめの一冊です。
著者:旦部 幸博
コーヒー本④:田口護のスペシャルティコーヒー大全 技術・実践編
この本では、コーヒー業界では知らない人はいない田口護氏が、自身の経験や知識をもとに、コーヒーの基本的な知識から、豆の種類や焙煎のプロセス、抽出法、味わいの評価方法などが詳しく書かれています。
また、コーヒー豆の選び方や保存方法、抽出器具の使い方、美味しいコーヒーを淹れるためのポイントなど、実践的なアドバイスやテクニックも紹介されています。
コーヒーについての基本的知識から実践的内容を詳しく学びたい方にとっておすすめの本です。
著者:田口護
コーヒー本⑤:Coffee Fanatic三神のスペシャルティコーヒー攻略本
生豆営業、生産地訪問、品評会審査員、輸入代行、焙煎コーチなど、多様なコーヒー業務を経験してきた三神亮が、スペシャルティコーヒーについて深く解説をしてくれる本です。
特に、焙煎について解説は、プロの人でも学びになる知識ばかりで、バイブル的書籍になります。
コーヒーの産地・農園レベルの情報、プロの実践知識を求めている方にとって必読の一冊です。
著者:三神亮
コーヒー勉強のおすすめ手順
これまでコーヒーの勉強方法をはじめ、コーヒーの資格、おすすめの本を紹介してきました。
ただなかなか時間がない方、どういう手順でコーヒーの勉強を進めていけば良いか迷う方も少なくないと思います。
こちらでは、失敗しないコーヒーの勉強方法について解説します。
ステップ①:基本的な知識の習得と味わいの理解
最初はあまり難しく考えず、コーヒーに関する基礎知識と、実践的な技術の習得からはじめてみましょう。
ウェブサイトやSNS(YouTube)、書籍から学ぶのがオススメです。
また近くのカフェに訪れてそれぞれのカフェの特徴や味わいを理解することも、コーヒーの基礎知識の習得に役立ちます。
知識は上記方法で習得するとして、実践的な技術は、自分でコーヒーを淹れる事で少しずつ習得していくしかありません。
まずは、必要最低限のコーヒー器具をそろえたら、とにかく抽出データを貯めて分析をしていきましょう。
コーヒーの味を変える要素は7つありますが、これらを1つずつ変え、味わいがどのように変化するのかを確認することが、遠回りのようで一番の近道です!
≫コーヒーの味を変える7つの要素とは?
ステップ②:コーヒーセミナーに参加する
独学で得た知識やスキルが正しいかを把握するためにも、コーヒーセミナーに参加するのがおすすめです。
基本的な知識は独学で身に着けているので、より応用的な質問だけをプロの方にすることができます。
身近なところでは、スターバックスコーヒーでもコーヒーセミナーを開催されているので、ぜひ参加してみてください!
価格は1時間 1,100円と、気軽に参加できる価格設定になっているのも嬉しいポイントです。
独自でコーヒーセミナーを開催している地域のカフェもあります。
ステップ③:オンライン講座・資格で勉強する
単発のセミナーだけでなく、長期的に専門的な知識を学びたい場合は、オンライン講座や資格で勉強しましょう。
まだまだ知識不足だと思う場合は、今回紹介した3つの資格がおすすめです。
≫今回紹介した3つの資格について詳しく見る
十分な知識がある場合は、コーヒーインストラクターを受けるといいと思います。
これは、日本最難関のコーヒー資格「コーヒー鑑定士」の受験資格になるものです。
コーヒー鑑定士を取得すれば、コーヒー業界で働くうえで大きなアドバンテージになるため、コーヒーを仕事にしたい人におすすめになります。
難しい資格ですが、取得した時にはおいしいコーヒーをお客様に届けられる最高の知識とスキルが備わっています!
まとめ
今回の記事では、コーヒーの勉強方法について解説してきました。
コーヒーの勉強方法について大きく以下の4つを紹介しました。
- 独学で勉強する
- カフェでアルバイトをして勉強する
- 専門学校で勉強をする
- オンラインで勉強する
コーヒーは奥が深く、勉強する範囲も多岐に渡ります。
まずは身近なところからスタートし、少しずつ知識と経験を積んでいくことが大切です。
ぜひこの機会に自分にあった勉強方法からスタートしてみてください。