今回は、ダイエットドリンクとして話題の「バターコーヒー」について、詳しくお伝えします。
この記事を読むことで、「バターコーヒー」とは何か、どのような効果・効能があるのか、そして簡単に作る方法を学べます。
さらに、本記事では、今話題になっているバターコーヒーを飲むことで得られる「ダイエット効果」をはじめ「アンチエイジングの効果」や「集中力アップ効果」についても解説しています。
ぜひ、この機会にバターコーヒーの魅力に触れてみてください。
【ダイエットドリンク】バターコーヒーとは?
バターコーヒーとは、その名の通りコーヒーにバターやオイルを溶かしてつくる飲み物です。
使用するバターやオイルにこだわったものを使用することで、栄養価が高く満腹感が得られるコーヒーとして、近年注目を集めています。
バターコーヒーは、アメリカではBulletproof coffee(バレットプルーフコーヒー)と呼ばれ、シリコンバレーの起業家であったデイヴ・アスプリー氏がチベットのバター茶にヒントを得て、生み出したオリジナルドリンクです。
彼が書いた体験記「Bulletproof Diet」(直訳すると防弾コーヒー)がアメリカでベストセラーとなり、バターコーヒーが健康やダイエットに効果がある飲み物として大流行しました。
また日本ではダイエット効果だけでなく、集中力やパフォーマンス力を高める効果があることから、完全無欠コーヒーとも呼ばれ注目を集めています。
バターコーヒーの驚くべき3つの効果
バターコーヒーは、アンチエイジングや集中力アップに効果がある「コーヒー」に、中性脂肪の抑制効果をもつ「MTCオイル」を混ぜてつくります。
MTCオイルとは、ココナッツやパームの種子に含まれる天然成分(中鎖脂肪酸)のみでつくられるオイルで、食事制限やダイエット時のエネルギー補給に最適と言われています。
そんなMTCオイルを使ったバターコーヒーには以下の驚くべき3つの効果があります。
- ダイエット効果
- アンチエイジング
- 脳の活性化・肉体的パフォーマンスの向上
それぞれの効果について詳しく解説します。
効果①:ダイエット効果
1つ目の効果は「ダイエット効果」です。
ダイエット効果をもたらすのは「糖質制限」と「MTCオイル」になります。
バターコーヒーは、コーヒーにバター(主にグラスフェットバター)とMTCオイルを混ぜてつくるため、それだけで満腹感が得られる飲み物です。
そのため普段、朝食にごはんやパンなどの炭水化物を食べている方が、朝食をバターコーヒーに置き換えることで糖質を制限できます。
糖質を制限することで、脂肪を蓄える働きがあるインスリンの分泌を抑え、結果として肥満の予防に繋がるという仕組みです。
また、バターコーヒーの材料のひとつであるMTCオイルには、体脂肪として体に蓄積されにくく、消化・吸収・分解が他のオイルに比べて早いという特徴があります。
人は通常、糖質をエネルギー源にして活動していますが、糖質を制限した体にMTCオイルを摂取するとケトン体が生成され、中性脂肪を燃焼しやすい体質にしてくれるのです。
MTCオイル1日の摂取目安は30g程度になります。
1回当たり小さじ1杯(約4.5g)から大さじ1杯(約15g)程度を目安に、小分けにして摂取するのがおすすめです。
初めて飲む方は、体質によって胸焼けや下痢を起こす場合がありますので、小さじ1杯からはじめることをおすすめします。
効果②:アンチエイジング
2つ目の効果は「アンチエイジング」です。
バターコーヒーの材料であるコーヒーには「ポリフェノール」が含まれています。
ポリフェノールは、植物由来の抗酸化物質のことで、紫外線、ストレス、喫煙、過度な飲酒などが発生原因と言われる活性酸素に対抗する物質です。
ポリフェノールというと赤ワインのぶどうなど特別な果物や野菜にしか含まれていないと思われがちですが、コーヒーにもポリフェノールの一種であるクロロゲン酸が含まれています。
その量は、コーヒー1杯につき約280mg、赤ワインはグラス1杯で約230mg、緑茶は茶碗1杯で約114mgと言われており、コーヒーはポリフェノールの量が多い食品といえます。
これにより肌のシミやシワなどの老化を予防でき、アンチエイジングの効果が期待できます。
効果③:脳の活性化・肉体的パフォーマンスの向上
3つ目の効果は「脳の活性化・肉体的なパフォーマンスの向上」です。
脳の活性化については、バターコーヒーを普段の生活に取り入れた方が一番最初に感じる効果になります。
なぜなら、バターコーヒーを飲むことにより、血糖値の増加を抑えながら体質改善を行えるからです。
血糖値とは、血液中に含まれるブドウ糖の濃度のことで、ご飯やパンなどに含まれる糖質(炭水化物)を摂取することで上昇します。
上昇した血糖値はもちろん下げる必要があり、そのためにはインスリンの分泌が必要です。
インスリンには、体に脂肪を蓄えたり眠気や倦怠感を引き起こしたりする作用があります。
お昼休みの後に眠くなり、集中力が低下する要因はここにあります。
バターコーヒーは糖質を含まないので、血糖値の上下が起こりません。
そのため、インスリンを分泌する必要がなく、眠気が起きないのです。
また、糖質を制限した状態でMTCオイルを摂取すると、脂質をエネルギーに変える体質がつくられ持久力アップや、より疲れにくい体づくりを手助けしてくれます。
普段、集中力が続かないで悩んでいる方は、バターコーヒーを飲んで体質から改善していくのもおすすめです。
バターコーヒーの材料と作り方を紹介!
こちらでは、バターコーヒーの材料と作り方を紹介します。
まずはじめに、材料について解説します。
1杯分のバターコーヒーをつくるのに必要な材料は以下の3つです。
- コーヒー:200ml
- バター :約10g
- MTCオイル:小さじ1から大さじ1(約4gから12g)
- コーヒー
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コーヒーはインスタントコーヒーでも良いですが、ドリップコーヒーがおすすめです。
香りはもちろんですが、ポリフェノールの一種であるクロロゲン酸の量がインスタントコーヒーに比べ5倍も違います。
バターコーヒーの効果を最大限感じるためにも、ドリップコーヒーをおすすめします。
- バター
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バターは、グラスフェッドバター(無塩)がおすすめです。
グラスフェッドバターとは、牧草だけをエサとして飼育された牛のミルクで作られたバターのことになります。最近はスーパーなどで見かけるようになりましたが、もし近くのスーパーで無い場合は、Amazonや楽天など通販サイトから購入してください。
- MTCオイル
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MTCオイルは体質によって胸焼けや下痢を起こす場合があるため、初めての方は小さじ1杯からはじめる事をおすすめします。
スーパーで購入もできますが、近くのスーパーで無い場合は、Amazonや楽天などの通販サイトから購入ください。
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次に、バターコーヒーの作り方について解説します。
1人前は200mlです。
しっかり撹拌することがポイントになります。
なぜなら、しっかり撹拌し乳化させることで、脂肪燃焼の効率があがるからです。
泡だて器を使い、カフェオレのような色になるまで撹拌しましょう。
ダイエットだけでなく健康にもいいバターコーヒー
ここまでバターコーヒーの効果や特徴から作り方まで解説してきました。
バターコーヒーは、はじめてダイエットに挑戦する方や、ダイエットがなかなか継続出来ない方が取り入れやすい飲み物です。
ダイエットだけでなく、集中力を高めたり、アンチエイジングの効果もあります。
そのため、女性だけでなく、男性にもおすすめの飲み物です。
ぜひこの機会にバターコーヒーを試してみてはいかがでしょうか。