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【自宅で簡単】コーヒー豆のおいしいブレンド方法を徹底解説

※Coffee fam.は「私が初心者時代に悩んだこと」を振り返り、記事にまとめています。中には悩みの解決に役立ったものをPRしていますのでご容赦ください。

自宅でブレンドコーヒーをつくってみたいけど難しそうだな。

と感じていませんか?

実は、この記事で紹介する「自宅でブレンドコーヒーをつくるための3ステップ」を実践すると、誰でも簡単に自宅でブレンドコーヒーを作れます

なぜなら、私もこの方法で自分の好みの味を見つけ、毎日自宅でブレンドコーヒーをつくっているからです。

本記事では、コーヒー豆の種類からブレンド方法まで、自宅で簡単にブレンドコーヒーをつくる方法を解説しています。

ぜひ、最後まで読んで自分好みのブレンドコーヒー作りの参考にしてください。

本記事で解決できる内容
  • ブレンドーコーヒーについて
  • 産地や品種、焙煎具合別のコーヒー豆の特徴
  • コーヒー豆の配合(比率)について
目次

ブレンドコーヒーとは?

ブレンドコーヒーとは、産地や品種、焙煎度の違うコーヒー豆を混ぜ合わせてつくるコーヒーのことです。

複数のコーヒー豆を混ぜ合わせる事によって、独自の風味や味を楽しむことができます。

変数が「産地」「品種」「焙煎度」「生産日」など複数個あるので、混ぜ合わせ方は無限です。

そのため、店主のこだわりが前面に出たお店の顔になることも多いでしょう。

その他の種類として、「ストレートコーヒー」「シングルオリジン」があります。

ブレンドコーヒー産地や品種、焙煎度の違うコーヒー豆を混ぜ合わせてつくるコーヒーのこと
ストレートコーヒー同じ地域で生産されたコーヒー豆だけを使ったコーヒーのこと
シングルオリジンひとつの農場で生産された豆だけを使ったコーヒーのこと

コーヒーの2種類のブレンド方法

ブレンド方法には以下の2種類があります。

  1. プレミックス
  2. アフターミックス

ひとつずつ詳しく解説します。

種類①:プレミックス

プレミックスとは、焙煎前に複数のコーヒー豆を配合し、ブレンドしてから焙煎する方法です。

一度にまとめて焙煎するため、風味が統一でき、手間や時間がかかりません

しかし、複数のコーヒー豆をまとめて焙煎するため、仕上がりにムラができるというデメリットがあります。

手間や時間がかからない

仕上がりにムラができる

種類②:アフターミックス

アフターミックスとは、焙煎後にコーヒー豆を配合する方法です。

メリットとして、コーヒー豆ごとに最適な時間で焙煎できるので、狙った味わいに仕上げることができます

しかし、ひとつひとつ個別で焙煎するため、手間や時間がかかるというデメリットがあります。

コーヒー豆ごとに最適な時間で焙煎できる

手間や時間がかかる

ストレートコーヒーにはないブレンドコーヒーの魅力

ブレンドコーヒーの魅力は、自分だけの、新しい味のコーヒーを作り出せることです。

かず

「今日はブラジルとエチオピアを混ぜてみようかな」

「エチオピアの割合を増やした方がおいしいかな」

「焙煎度を変えてみようかな」

上記のように、毎回工夫をしながらコーヒーを味わうと楽しさも倍増です。

産地や品種、焙煎度について知っておくと、ブレンドコーヒーをよりおいしく、そして楽しむことができます。

詳しくは次の章で解説します。

自宅で簡単にブレンドコーヒーを作るための3ステップ

自宅で簡単にブレンドコーヒーを作るための3ステップを紹介します。

自宅で簡単にブレンドコーヒーを作るための3ステップ
  1. 作りたい味を想像する
  2. ブレンドに使うコーヒー豆を選ぶ
  3. コーヒー豆の配合割合を決める

この記事では、自宅で簡単にできる「アフターミックス」の方法を用いることを前提に解説します。


ステップ①:作りたい味を想像する

まずは、作りたい味わいを想像しましょう。

最初のころはおおまかに「苦み重視」「甘み重視」「酸味重視」「香り重視」などで想像するのがおすすめです。

すこし慣れてきたら、コーヒー豆の産地や品種、焙煎度ごとの味わいを想像しながら、決めるとよりブレンドを楽しむことができます。

以下に「産地別」「焙煎度別」の味わいの特徴をまとめましたので、参考にしてください。

産地ごとの詳しい解説はこちらの記事を参考にしてください。

コーヒー豆の焙煎度による味の違い

焙煎具合は、ライトローストからダークローストまでの8段階で表現されます。

焙煎具合が浅いと「酸味が強く」、深くなると「苦みが強く」感じやすくなります。

シティローストが標準的な焙煎具合とされています。

ステップ②:ブレンドに使うコーヒー豆を選ぶ

以下の流れでコーヒー豆を選んでいきましょう。

ベースとなるコーヒー豆を選ぶ

最初にコーヒー全体の味のベースとなる豆を選びます。

ベース豆としてよく使われるのは「ブラジル」「コロンビア」「グアテマラ」です。

ベース豆は酸味・苦みのバランスがとれた豆を選ぶといいでしょう。

掛け合わせるコーヒー豆を選ぶ

ベースのコーヒー豆を決めたら、次はそれに掛け合わせるコーヒー豆を選びます。

掛け合わせるコーヒー豆を決めるときのポイントは以下の2つです。

  1. 産地や品種は、2種類から4種類、多くて5種類まで
  2. 焙煎度の違う豆を配合するときは、焙煎度が近い2種類に抑える

掛け合わせるコーヒー豆の量が多くなると味が安定しにくく、ブレンドの難易度もあがります。

自宅でブレンドする場合は、2種類から3種類のコーヒー豆からはじめるのがおすすめです。

ステップ③:コーヒー豆の配合割合を決める

こちらでは以下、2パターンの配合方法を紹介します。

  1. 2種類のコーヒー豆をブレンドする場合
  2. 2種類以上のコーヒー豆をブレンドする場合

<パターン①:2種類のコーヒー豆をブレンドする場合>

おすすめの配合は「6:4」です。

ベース豆として用いられることが多い「ブラジル」と「コロンビア」の組み合わせからはじめることをおすすめします。

例)ブラジル:6 コロンビア:4

もしこの比率がいまいちと感じた場合は、少しずつコーヒー豆の配合を変えて自分好みの味を見つけてください。

初心者の方は、まずは「2種類」からはじめるのがおすすめです。

<2種類以上のコーヒー豆をブレンドする場合>

2種類以上のコーヒー豆を配合する時は、2種類で作ったブレンドコーヒーにアクセントを加えるイメージで作ります。

おすすめの配合:「5割:3割:2割

以下のように「ベース」「つなぎ」「アクセント」のように味を分解して考えると、全体的な味の組み立てがしやすくなります。

  ベース   :5割
  つなぎ   :3割
  アクセント :2割

もし4種類のコーヒー豆をブレンドする場合は、ベースの割合を少なくし、4種類目のコーヒー豆を1割〜2割追加します。

ベース

コーヒー全体の味を決めるものです。

ベースは基本的に3割以上にし、強調したい場合は5割にします。

味のバランスがよい「ブラジル」「コロンビア」がおすすめです。

つなぎ

「ベース」と「アクセント」をつなぐ役割をもちます。

味のバランスが良く、他のコーヒー豆との相性がよい豆を選びます。

コクをプラスしたい場合は「コロンビア」、すっきりしあげたい場合は「タンザニア」がおすすめです。

アクセント

後味を決めるものです。

どのような後味にしあげたいかを想像し、コーヒー豆を選びます。

苦みを感じたい場合は、「マンデリン(インドネシア)」、後味をすっきり仕上げたい場合は「パプアニューギニア」がおすすめです。

もし、4種類の豆をブレンドする場合はさらにどんな味をプラスしたいかを想像し選ぶとよいです。

代表的的なブレンドの配合について

どんな配合にすればいいのかわからない・・・

という方もいると思います。

そんな方は、まず以下に紹介するレシピでブレンドしてみるのがおすすめです。

バランス重視

ブラジル:コロンビア:グアテマラ=5:3:2

酸味・苦み・香り・コクのバランスがとれたコーヒーです。

コク重視

コロンビア:ブラジル:マンデリン=5:3:2

コロンビアとマンデリンは、コクが強い品種です。

深いコクと芳醇な香りがあるコーヒーです。

黄金比

コロンビア:ブラジル:エチオピア:ロブスタ=4:3:2:1

味のバランスがとれたコロンビア、ブラジルをベースにし、甘い香りが特徴のエチオピア、苦みが強いロブスタを加えることでバランスがとれたコーヒーです。

まとめ

本記事では、自宅でブレンドコーヒーをつくるために必要な知識を具体例をもって解説しました。

ポイントとしては、3つです。

ブレンドコーヒーをおいしく作るためのポイント3選
  1. コーヒー豆の産地、焙煎度別の特徴を知る
  2. 産地や品種は、2種類から4種類、多くて5種類までにする(初心者の方は2種類がおすすめ!)
  3. 2種類以上のコーヒー豆を掛け合わせるときは「ベース」「つなぎ」「アクセント」を意識する 

基本的なポイントを知っていれば、自宅でも簡単にブレンドコーヒーを楽しむことができます。

最近では、ネットで手軽に美味しいコーヒー豆を購入できます。

ぜひこの機会に自宅にブレンドコーヒーを取り入れてみてはいかがでしょうか?

きっと今より充実した自分時間を過ごせるきっかけになります。

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もし、コーヒー初心者の友達に教えるなら。

というテーマで私が学んできたコーヒーの知識をまとめました!

1ヶ月目で学ぶこと、2,3ヶ月目に学ぶこと、1年目で学ぶことといったように、体系的にまとめてあります。

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