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今すぐ試したい!自宅で簡単においしい水出しコーヒーの作り方を徹底解説

※Coffee fam.は「私が初心者時代に悩んだこと」を振り返り、記事にまとめています。中には悩みの解決に役立ったものをPRしていますのでご容赦ください。

水出しコーヒーは、手軽に本格的な味わいを楽しめるとして、最近注目を集めています。

しかしその作り方には、ちょっとしたコツが必要です。

そこで今回は、初めての方でも簡単に水出しコーヒーを作る方法をご紹介します。

本記事を読むことで、コーヒー豆の選び方や挽き方、水の量や温度、浸漬時間など、水出しコーヒーを美味しく淹れるために必要な情報が全て手に入ります

さらに、水出しコーヒーをアレンジして楽しむ方法も解説していますので、おうちカフェを楽しむためのヒントが盛りだくさんです。

この記事を読めば、水出しコーヒーの魅力にハマること間違いなしです!

目次

水出しコーヒーとは

水出しコーヒーとは、その名の通り「水を使って抽出してつくるコーヒー」のことです。

「コールドブリュー」や「ダッチコーヒー」とも呼ばれます。

水出しコーヒーの発祥はインドネシアです。

17世紀はじめにオランダが設立した「東インド会社」の駐在員であるオランダ人によって考案されました。

当時インドネシアで飲まれていた「ロブスタ種」は苦みが強く、西洋の人々には合わないものでした。

それを「飲みやすいように」工夫して生まれたのが、水を使って抽出する水出しコーヒーと言われています。

コーヒーの酸味や苦味が苦手な方でも飲みやすいという点で、人気の飲み方です。

水出しコーヒーとアイスコーヒーの違い

水出しコーヒーとアイスコーヒーの違いは、コーヒーの抽出方法に違いがあります

具体的な違いについては以下で詳しく解説します。

アイスコーヒー

アイスコーヒーは「急冷式」と言って、お湯で抽出したコーヒーを氷で急速に冷やして作ります。

基本的な作り方は、ドリップコーヒーと同じ手順で、少し濃いめのコーヒーを抽出し、たっぷりの氷で冷やして作ります。

キリッとした味わいと、お湯で抽出しているため香り高く仕上がるのが特徴です。

水出しコーヒー

水出しコーヒーは、時間をかけて水から抽出して作ります。

「水出しコーヒー」には、以下2通りの抽出方法があります。

  • 浸漬抽出
  • 点滴抽出

それぞれの抽出方法について詳しく解説します。

浸漬(しんし)抽出

浸漬抽出は、浸漬式(しんせきしき)とも言われ、コーヒーの粉を水に長時間浸してコーヒーを作る方法です。

市販されているコーヒーパックや、自分好みのコーヒーの粉をお茶パックなどに入れて作ります。

抽出時間は6時間から8時間と長いですが、お水に浸しておくだけで作れるため、忙しい方や初心者の方でも取り入れやすい方法です。

点滴抽出

点滴抽出は、滴下式とも言われ、その名の通り点滴のように水を一滴一滴垂らしながら透過させて作る方法です。

こちらの方法は、主に専用の器具を用いて作ります。

浸漬式に比べ、少し手間はかかりますが、抽出時間は器具によって異なりますが、1時間から3時間ほどで抽出できるものが多いです。

水出しコーヒーの味わい

次に、気になる水出しコーヒーの味わいについて解説します。

水出しコーヒーは水で抽出するため、苦みや雑味が少なく、透明感あるスッキリした味わいが特徴です。

かず

苦いコーヒーが苦手な方でも、抵抗なく飲みやすい味わいが特徴です!

水出しコーヒーの特徴

水でじっくり抽出する「水出しコーヒー」には、以下の特徴があります。

  • 甘みを感じやすい
  • カフェインが少ない

それぞれの特徴について詳しく解説していきます。

特徴①:フルーティで甘みを感じやすい

水出しコーヒーだと、低温で抽出を行うため、抽出効率が落ちます。

すると、工程の後半で抽出される「苦み」が少なくなるため、マイルドな味わいになります。

\以下の順番で抽出されるイメージ!/

酸味→甘み→苦み

優しい甘みとフルーティさ・・・

かず

水出しコーヒーを始めて飲んだ人は、なめらかな口当たりと、コーヒー本来の果実感、インスタントでは味わえない優しい甘みに驚かれることが多いです!

特徴②:カフェインが少ない

水出しコーヒーは、水で抽出するためカフェインが溶け出しにくいという特徴があります。

コーヒー1杯分(約150g)に含まれるカフェインの量を、以下にまとめました。

  • ドリップコーヒー  :約90g~
  • インスタントコーヒー:約85g~
  • 水出しコーヒー   :約65g~

水温が高いほどカフェインが多く抽出されるため、お湯で入れるドリップコーヒーやインスタントコーヒーはカフェインの量が多いことがわかります。

とはいえ、水出しコーヒーにもカフェインは含まれますので、飲み過ぎには注意が必要です。

1日に2杯から3杯程度にしましょう。

自宅で簡単に水出しコーヒーを作る方法4選

次に、自宅で簡単に水出しコーヒーを作る方法を紹介します。

手軽にできるものから、本格的に作る方法まで詳しく解説していきます。

自宅で簡単に水出しコーヒーを作る方法4選
  1. 市販のコーヒーパックの場合
  2. お茶パックの場合
  3. ドリップ用コーヒーサーバーの場合
  4. 専用ポットの場合

では、順番に解説していきます。

方法①:市販のコーヒーパック

市販の水出しコーヒー用パックを、ポットに漬けて作る方法です。

いちばん手軽方法でありながら、十分に質の高い味わいを楽しめます。

用意するもの
  • 市販のコーヒーパック
  • 水出しポット(麦茶用ポットでも代用可)

─作り方─

STEP
市販の水出しコーヒーパックをポットに入れる
STEP
常温の水をそそぐ
STEP
抽出時間は冷蔵庫で8時間がおすすめ

方法②:お茶パックの場合

身近にあるもので水出しコーヒーを楽しみたい場合は、お茶パックを使うのがおすすめです。

用意するもの(2-3杯目安)
  • お茶パック
  • コーヒー粉(50g)
  • 水(500cc)
  • 水出しポット(麦茶用ポットでも代用可)

─作り方─

STEP
挽いたコーヒー粉をお茶パックに入れる
STEP
水出し用ポットにお茶パックと水を入れる
STEP
抽出時間は冷蔵庫で8時間がおすすめ

方法②:ドリップ用コーヒーサーバーの場合

ドリップ用コーヒーサーバーを用いても水出しコーヒーが作れます。

かず

普段ドリップコーヒーを飲む方、ドリップ用のコーヒーサーバーをお持ちの方におすすめの方法です!

用意するもの(2-3杯目安)
  • コーヒーサーバー
  • コーヒードリッパー
  • フィルター
  • コーヒーの粉(約50g)
  • 水(約500cc)

─作り方─

STEP
挽いたコーヒーの粉をコーヒーサーバーに入れる
STEP
コーヒーサーバーに水を注ぐ
STEP
スプーンやマドラーで軽くかき混ぜる
STEP
冷蔵庫に入れて8時間待つ
STEP
ドリップコーヒーと同じようにフィルターで濾す

方法④:水出し専用ポットの場合

水出し用の専用器具を使った抽出方法は、一番本格的な味わいを楽しめます。

用意するもの(2-3杯目安)
  • 水出し専用ポット
  • コーヒー粉

コーヒーの粉と水の分量については、器具によって抽出用量が異なりますので、器具の説明書を参考に調整してください。

─作り方─

STEP
コーヒーの粉をストレーナー(ポットの網部分)に入れる
STEP
ポットに水を注ぐ
STEP
冷蔵庫に入れて8時間待つ


最近ではより少ない時間(3時間〜4時間)で抽出できる商品や電動式の場合は15分で抽出できるものも販売されています。

商品に記載されている作り方を参考にしてください。

\冷蔵庫で8時間抽出!安く始めるならハリオ!/

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自宅でおいしく水出しコーヒーをつくるポイント2選

では、次に自宅でおいしく水出しコーヒーをつくるポイントを紹介します。

大きなポイントは以下の2点です。

おいしい水出しコーヒーを作るためのポイント2選
  • 豆は中挽き・深煎りがおすすめ
  • 水は軟水を使用

以下で、詳しく解説します。

ポイント①:豆は「深煎り」「中挽き」がおすすめ

焙煎度は、「深煎り」がおすすめです。

水出しコーヒーは、お湯で抽出する時と比べ、抽出効率が落ちます

そのため、豆は苦味とコクが強い「深煎り」がおすすめです。

かず

中国雲南のダブルファーメンテーションナチュラルを水出しコーヒーにすると、独特な発酵感の角が取れ、ごくごく飲める優しい味わいになります!
個性の強いコーヒー豆を水出しにするのがおすすめです!

豆の挽き方は「中挽き」がおすすめです。

基本的に挽き方が細かいほど水に触れる部分が多くなるため濃い味に仕上がります。

粗挽きの場合、抽出効率が悪くうすい味に仕上がります。

最初は中挽きで様子を見て、味わいを見て、調整してください。

ポイント②:水は「軟水」を使用する

水は「軟水」がおすすめです。

マグネシウムなどの成分を多く含む「硬水」は、苦味が際立ったり、口あたりも固く感じるほか、濁ったコーヒーに仕上がることもあります。

市販されているミネラルウォーターを使用する場合は、「軟水」を選びましょう。

水道水を使用する場合、日本の水道水のほとんどは「軟水」です。

カルキ臭が気になる場合は、煮沸するなどしてカルキを抜いた水を使用してください。

水出しコーヒーをアレンジして楽しむ方法2選

次に水出しコーヒーをさらに楽しむ方法を紹介します。

楽しむ方法は以下の方法があります。

水出しコーヒーをアレンジして楽しむ方法2選
  • 豆を変えて楽しむ
  • フルーツを入れて香り高いフルーティな味わいを楽しむ

楽しみ方①:豆を変えて楽しむ

かず

これは水出しコーヒーに限ったことではありませんが、コーヒーは豆の産地や焙煎度合いの違いで味が大きく変わります

例えば、

ブラジル:酸味と苦みのバランスがいい。ナッツやチョコ感。
グアテマラ:フルーティな酸味と花のような香り。

また最近のトレンドとして、「浅煎り」のコーヒー豆を使用して、水出しコーヒーを楽しむ方もおられます。

紅茶のようにすっきりとした味わいになるので、飲みやすいのが特徴です。

深煎りで淹れる時よりも豆の量を増やすのがポイント!

さまざまな豆で、自分好みの水出しコーヒーを探してみるのも、水出しコーヒーの楽しみ方のひとつです。

楽しみ方②:フルーツを入れて香り高いフルーティな味わいを楽しむ

次に、水出しコーヒーにフルーツを入れてアレンジして楽しむ方法を紹介します。

オレンジレモンなどの柑橘系のフルーツがおすすめです。

作り方は、お水を注ぐときにオレンジやレモンなどのフルーツを一緒につけ込むだけになります

かず

暑い季節に、より爽やかに飲める方法としておすすめ!

FAQ:水出しコーヒーのよくある質問

コーヒーの粉と水の割合は?

基本的な割合は、粉1:水10 と言われています。

もし濃いと感じる場合は、粉1:水12.5もおすすめです。

コーヒー豆の種類や、水によっても異なりますので、上の割合を参考にご自身好みの味を探してみてください。

水出しコーヒーはどれくらい日持ちしますか?

抽出してから2日〜3日が目安です。

ただし、清潔な容器に入れて、冷蔵庫で保管した場合になるので注意してください。

水出しコーヒーは、お湯で抽出するコーヒーに比べ、酸化がゆるやかで日持ちはしますが、できる限り早く飲み切ることをおすすめします。

水出しコーヒーはインスタントコーヒーでもつくれますか?

作れます。

作り方は以下の通りです。

  1. 水出しコーヒーパック(もしくはお茶パック)1個につきコーヒーの粉約15g入れたものを用意
  2. コーヒー粉を入れたお茶パックをポットに入れ、少しずつ水を注ぐ
    ※パック1袋につき水約250ml目安
  3. 冷蔵庫に入れて8時間待つ

まとめ

今回この記事では、水出しコーヒーの作り方について以下の内容を紹介しました。

  • 水出しコーヒーとアイスコーヒーの違い
  • 水出しコーヒーの味わいと特徴
  • 具体的な水出しコーヒーの作り方
  • 自宅でおいしく水出しコーヒーを作るポイント
  • 水出しコーヒーをアレンジして楽しむ方法

水出しコーヒーは、さわやかな味わいが特徴で、夏の暑い時期でもさらっと飲めます。

器具も1人用のタンブラー型から、大人数で飲めるビッチャータイプまでさまざまなタイプが販売されています。

価格帯も1000円台から買えるものがあるので、気軽に試せるのもうれしいポイントです!

新しいコーヒーの楽しみ方として、水出しコーヒーはいかがでしょうか?

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もし、コーヒー初心者の友達に教えるなら。

というテーマで私が学んできたコーヒーの知識をまとめました!

1ヶ月目で学ぶこと、2,3ヶ月目に学ぶこと、1年目で学ぶことといったように、体系的にまとめてあります。

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